アイ・ビー・エス・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:望月綾子)は、機械間通信(M2M)分野に向けて設計されたMoxa社の小型産業用RISCコンピュータ、UC-8100シリーズの取扱いを開始しました。お客様のシステム要件に合わせて、CPU性能や通信インターフェースを4タイプからお選びいただけます。
型名 | CPU | 販売価格 |
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UC-8131-LX | ARMv7 Cortex-A8 300MHz | オープン価格 |
UC-8132-LX | ARMv7 Cortex-A8 300MHz | |
UC-8162-LX | ARMv7 Cortex-A8 600MHz | |
UC-8112-LX | ARMv7 Cortex-A8 1GHz |
2015年5月19日、米国、カリフォルニア州ブレア -- UC-8100シリーズの無線コンピュータは産業用自動化およびフィールド・アプリケーション向けに特別に設計されました。自動化分野の2人の専門家が鉄道沿線監視からシステム統合ラボの遠隔管理までの実際のアプリケーションでUC-8100無線コンピュータの検査、使用、評価を行ないました。 MoxaのUC-8100の無料サンプル検査キャンペーンに参加するよう招待されたのは、ウォーレン・ハリーズ(Warrell Harries)氏とムスタファ・ギューラー(Mustafa Güler)氏の2人の産業用自動化の専門家です。Moxaはハリーズ氏とギューラー氏にUC-8100無線コンピュータを提供して、各自の産業用アプリケーションで検査してもらいました。
ハリーズ氏によれば、UC-8100シリーズは「多数のRS-485フィールド・ユニットからのデータを処理するために、OTC準拠の堅牢性を備えた小型の産業用組込みLinuxデバイスが求められる」英国の自社鉄道沿線監視アプリケーションの用件に適合していました。
同様に、UC-8100を使ってトルコのシステム統合ラボを遠隔地から監視していたギューラー氏は、同組込みコンピュータが自社のアプリケーションに「うってつけ」だと賞賛しました。特に、ギューラー氏には、イントラネットとローカル・ネットワーク用のデュアル・イーサネット、シリアル・コンソールを接続できるシリアル・ポート、USB-UARTコンソール用USBポートがUC-8100の最も重要な機能になりました。
MoxaのUC-8100無線コンピュータは、大規模ビッグデータWANコンピューティング・アプリケーション向けに特別に設計された組込みコンピューティング・プラットフォームです。UC-8100はARM v7 Cortex-A8プロセッサを採用し、最大2基のRS-422/485シリアルポートと2基の10/100 MbpsイーサネットLANポートを搭載しています。また、セルラー・インタフェースなどのモジュールに対応したMini PCIeソケットも装備しています。UC-8100はこうした多様な通信機能を備えているので、多数の複雑な通信および処理用件に効率よく対応できます。また、厳しい環境の産業アプリケーションで使用可能な-40~75℃の広範動作時温度対応モデルも用意されています。
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