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USB1.1 CATxエクステンダ

CrystalLink USB1.1は、複数の異なるアプリケーションに使用することができる汎用性の高いエクステンダデバイスです。このエクステンダは、一時的または永続的にUSB1.1デバイス（またはフル/ロースピードUSB2.0）を拡張する必要があるビジネスや企業あるいは一般商業および産業用としての不可欠なツールです。

CrystalLink USB1.1は、CATx UTP/STPケーブルを介して最大40m拡張可能です。キーボードまたはマウス、USBサムドライブ、USBプリンタやUSBジョイスティックといった各USBデバイスは、CrystalLink USB1.1エクステンダを使用してホストPCから離れて延長することができます。USBデバイスの追加は、USBハブを使って接続することができます。

CrystalLink USB1.1エクステンダシステムは、トランスミッタおよびレシーバの2つのユニットから構成されています。トランスミッタは、CPUのUSBポートに直接接続します。トランスミッタおよびレシーバは、CATxソリッドコアケーブルを介してリンクされ、USBデバイスは直接レシーバユニットに接続されます。外部電源は、このデバイスを動作させるために必要としません。

CrystalLink USB1.1のアプリケーション

CrystalLink USB1.1は、一般商業および産業環境またはUSBデバイスをホストPCから離れて短い距離の接続を必要とするコンピュータルームでのアプリケーションに最適です。

CrystalLink USB1.1 Dual-Portの設置

CrystalLink USB1.1エクステンダの設置は簡単です。まずトランスミッタデバイスをホストPCのUSBポートに接続し次にトランスミッタとレシーバユニットをCATxリンクケーブルで接続し、レシーバに1USBデバイスを接続します。電源は必要ありません。CrystalLink USB1.1は、USBホストインターフェースから必要なパワーを供給します。

USBハブの追加：

レシーバ側に1台以上のUSBデバイスを接続する必要がある場合は、単純にUSBハブを追加します。また、最大3ハブをチェーンに追加することができます。ただし、各ハブは、最大CATx延長ケーブル距離が約13m減少します。

USBデバイスオペレーション：

ホストPCの電源がオンにされUSBデバイスがレシーバユニットに接続されたとき、USBの"デバイス認識/インストール"プロセスは、モニタに表示されます。 USBデバイスが正しくインストールされていない場合は、最新のUSBドライバをホストPCにインストールされていることを確認してください。あるいはデバイスとレシーバユニット間にUSBハブを追加します。

CATxケーブルの要件：

CATx延長ケーブルは、CAT5e、6または7、UTP/ STPケーブルを使用することができます。CrystalLink USB1.1のパフォーマンスは、ソリッドコアケーブルを使用するように最適化されています。パッチパネルに使用するストランデッドタイプケーブルは、最大の動作距離が低減します。できることならシールドタイプのSTPケーブルおよびグランドされたメタルフードの使用を推奨します。 CrystalLink USB1.1は、建物間や屋外延長要件の使用には適していません。