MDM APIの特長
Moxaのデバイスマネージャ(MDM)APIはソフトウェアのフレームワークで、システムやソフトウェア開発者に下記のような利点をもたらします。
- 既存のMDMコンポーネントを使用し、リモートサイトの組込コンピュータのヘルスステータス、CPU使用率、ストレージ使用量などを監視することができます。
- 複数のIPアドレス(MACおよびIPのマッピングテーブルに基づく)の設定や複数の組込コンピュータへの設定ファイルのアップロードなど、大量導入の設定が可能です。これにより設定段階の作業負荷を軽減し人的エラーを防止します。
- オリジナルのアプリケーションロジックをダイナミックリンクライブラリに展開・フォーマットし、MDMフレームワークに統合することができます。統合の際はフレームワークの既存クライアントおよびサーバアーキテクチャを使用するので、TCP/UDP接続やメッセージプロトコルの開発時間を削減することができます。
このようにMDM APIがあれば、インターネット経由で組込コンピュータをリモート管理することができるようになります。また開発者は、オリジナルのアプリケーションロジックの拡張を非常に柔軟に行えるようになります。これにより最終的に開発時間を大幅に短縮できるようになります。
MDM API機能
MDM コア機能
- DLL名の取得
- 設定ファイルの管理
- ファイル転送
- システム実行
MDMエージェント機能
MDM コア機能
- オートローンチ
- ファイルマネージャー
- ネットワーク管理
- プロセス管理
- システム情報
- シェルの実行
- 時間管理
プラットフォーム
- MDM クライアント: x86 PC/Windows XP
- 開発ツール: Visual Studio 2005
- プログラミング言語インターフェース: C/C++
- MDMゲートウェイ: LinuxおよびWindows
- MDMエージェント: LinuxおよびWindows XPe/CEをサポートするすべてのMoxaの組込コンピュータ製品に適用 (UC-71xx-LXシリーズを除く)
オーダー方法
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