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CATxまたは光ファイバを使用してDVIビデオとUSBを延長
Orion Dual-Link/Dual-Head XTenderは、CATxまたはシングルモード光ファイバを使用して延長するトランスミッタおよびレシーバキットです。
トランスミッタユニットは直接、PC/サーバまたはビデオホストデバイスのDVIビデオ出力に接続します。USBキーボードとマウスの操作はキットに含まれています。レシーバ側には、レシーバユニットに直接、USBキーボード、マウス、DVIモニタを接続します。高品質のDVIビデオとUSB-HID信号は、CATxまたはデュプレックス光ファイバケーブルを介して送信されます。各エンドで適切なアダプタケーブルを使用することで、Orion XTenderの操作をデュアルリンクまたはデュアルヘッドアプリケーションに変更することができます。
代表的なアプリケーション:DVI-D Dual-Link XTender
代表的なアプリケーション:DVI-D Dual-Head XTender
2つのXTenderモデルでは、デジタルKVMマトリックススイッチに接続してTX/RXデバイスとして使用することができます。CATxまたは光ファイバケーブルのいずれかを使用して、中央のOrion KVMマトリックススイッチに複数のPCやユーザを接続します。
基本的なシステム構成:デュアルリンクTX/RX Xtenderを使用したOrion KVMマトリックススイッチ
Orion Dual-Link XTenderは、30Hzのフレームレートで、最大4096×2160の解像度の、高品質でほぼ損失のないDVI-Dデュアルリンクデジタルビデオ(2K/4K)を可能にします。その他の解像度は、3840×2160/30Hzと2560×2048/60Hzをサポートしています。また、航空交通管制のようなアプリケーションで使用される特殊なモニタの解像度(2048×2048)にも対応しています。データレートは最大330Mピクセル/秒をサポートします。
DVI-I Dual-Head XTenderは、1920×1200@60Hz、1080pまたは2K HD(2048×1152)のDVI解像度をサポートするシングルリンクインターフェースを備えています。データレートは最大165Mピクセル/秒をサポートします。インターフェースケーブルは、CATx、シングルモード/マルチモード光ファイバケーブル、またはシングルモード光ファイバXV(2.5Gモジュール)が使用できます。
Orion Dual-Link/Dual-Head XTenderは、各シャーシ上にDMS-59コネクタを備えています。DMS-59コネクタに接続されるケーブルのタイプがXTenderの機能を決定します。
■ Dual-Link DMS-59:
DMS-59と、デュアルリンクDVI-Dコネクタ×1を備えた、長さ1.8mのケーブルです。
DMS59端子から DVI端子への変換ケーブル
■ Dual-Head DMS-59:
DMS-59と、シングルリンクDVI-Dコネクタ×2を備えた、長さ0.3mのY状ケーブルです。
DMS59端子から DVI端子への変換ケーブル
コンピュータ側において、Dual DVI-DケーブルをPCに接続します。ユーザ側では、Dual DVI-DケーブルをDual DVIモニタに接続します。
Orion XTender製品は、アプリケーションの要件と使用可能なラックスペースに応じて4つの異なるシャーシのバリエーションを提供します。これらのシャーシは、2/4/6/21のカードをサポートしています。すべてのシャーシ構成は、19インチラックにマウントが可能であると共に、2/4/6シャーシは、19インチ1Uラックシェルフにマウント可能です。
Orion Dual-Link/Dual-Head XTenderは、最大2つのUSB-HIDデバイスをサポートします。USBハブを追加することができますが、同時に使用可能なUSB-HIDデバイスは最大2つです。各USB-HIDポートは、最大電流100mAを提供します。XTenderは、多くの2ボタン、3ボタンおよびスクロールマウスと互換性があり、多くのUSBキーボードをサポートしています。
USBのスピードを高めるために、2つのUSB2.0オプションカードが利用可能です。 USB2.0(最大480Mbps)は、すべてのUSB2.0デバイスをサポートしますが、1つのデータリンクケーブルの追加が必要です。このオプションは、RXユニット上に4つのUSB-Aポートを備えています。エンベデッドUSB2.0(最大12Mbps)は、DVIビデオと同じデータリンクケーブルを共有し、また、RXユニット上に2つのUSB-Aポートを備えています。両カードは、Orion XTenderシャーシの1つのスロットスペースを利用します。
冗長データリンクオプションは、ツインCATxケーブルまたは光ファイバケーブルを使用することができる2つの方法を提供します:
冗長データリンクは、Dual-Link/Dual-Head XTenderシャーシの両方で使用可能です。
代表的なアプリケーション:冗長データリンクを使う DVI-D Dual-Link XTender
相互接続ケーブルにはCATxかLCタイプコネクタの光ファイバケーブルのどちらかを使用します。CATxケーブルは、ギガビットイーサネット(1000BASE-T)で指定された24AWG、単線と同じものが使用できますが、CAT5e以上のケーブルを推奨します。CATxケーブルの帯域幅は1Gb/sに制限されます。デュアルヘッドビデオアプリケーションでは、1Gb/sの帯域幅を2つのモニタで共有します。
光ファイバケーブルは、1.25Gb/sで動作するシングルモード/マルチモードのLCコネクタのものを使用することができます。特に、医療用画像処理、フライトまたは戦闘フィールドシミュレータ、ビデオ編集やアニメーションといったハイスピードアプリケーションでは、2.5Gb/s(x.v.)XTreme Velocityオプションが利用可能です。相互リンクケーブルはアクティブイーサネットネットワーク経由でルーティングすることはできません。
サイズ | シャーシサイズ W×D×H(mm) |
・2カード:145×147×41mm ・4カード:293×147×41mm ・6カード:442×147×41mm ・21カード:482×462×176mm | |
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重さ |
・2~6カード筐体:0.4 ~ 1.4kg ・21カード筐体:10.0kg |
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トランスミッタ | レシーバ | ||
コネクタ | ビデオインターフェース | DVI DMS-59×1 | DVI DMS-59×1 |
USBインターフェース | USB-B×1 | USB-A (HID×2) | |
サービスポート | Mini USB | Mini USB | |
相互接続ポート | RJ45 または デュプレックス光ファイバLC | RJ45 または デュプレックス光ファイバLC |
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オプティカルカード | アナログオーディオ/ シリアル |
3.5mm×2 + DB9(F) | 3.5mm×2 + DB9(M) |
デジタルオーディオ | RCA、Mini-XLR、Toslink | RCA、Mini-XLR、Toslink | |
USB2.0 (480Mbps) | USB-B×1 | USB-A×4 | |
USB2.0エンベデッド | USB-B×1 | USB-A×2 | |
PS2 | PS2×2 または 2x入力/2x出力 | PS2×2 | |
ビデオ解像度 |
シングルリンク:デジタル(DVI) 、1920×1200/60Hz、 1080p、2K (2048×1152) デュアルリンク:デジタル DVI、2560×2048@60Hz、 3840×2160/30Hz、4096×2160/30Hz (2K/4K) | ||
ピクセルクロックスピード |
シングルリンク: 165Mピクセル/秒(24-bit)、24-bit デュアルリンク: 330Mピクセル/秒(24-bit) | ||
LED ステータス | Link障害、Linkステータス、ビデオ、USB | ||
USB | HID | 出力 各100mA | |
組込み | 出力 各500mA、フルスピート12Mbps | ||
USB2.0 | 出力 各500mA、ハイスピード480Mbps | ||
CATxケーブル延長距離 |
140m、CAT5eまたはそれ以上、 1000BASE-T、24-AWG、EIA/TIA-568-B | ||
光ファイバ延長距離 (デュプレックス LCタイプ) |
LCコネクタ付ギガバイトSFP使用 マルチモード 62.5μm 200m マルチモード 50μm 400m マルチモード 50μm OM3 1000m シングルモード 9μm 10km | ||
アナログオーディオ | 2×3.5mmステレオオーディオジャック、ラインレベル | ||
デジタルオーディオ | 1方向、RCS、Mini-XLR、Toslink | ||
シリアル(DB9M) | 115,200bps、TX/RX、RTS/CTS/DTR/DSR RS422 | ||
電源 | 2カード | 100-240VAC、50/60Hz、+5V/5A | |
4カード | 100-240VAC、50/60Hz、+5V/5A | ||
6カード | 100-240VAC、47/63Hz、+5V/8A | ||
21カード | 100-240VAC、50/60Hz (×2) | ||
動作温度 | 5℃ ~ 45℃ | ||
相対湿度 | 80% (結露なきこと) | ||
認証 | FCC-15 Class A、CE、WEEE、RoHS/RoHS-2 |
TXユニット
Dual-Link XTender (USB-HID付)
RXユニット
Dual-Link XTender (USB-HID付)
1/3:カードスロット, 2:+5VDC, 4:冗長 +5VDC |
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1/2/4/5:カードスロット 3:+5VDC 6:冗長 +5VDC |
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1/2/3/6/7/8:カードスロット 4:IEC 5:+5VDC |
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1/4:IEC電源 2/3:電源のロック |
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Orion XTender シャーシ、2/4/6カード |
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CATxトランスミッタ | こちらより お問い合わせ ください |
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OT2-SLDTXUSL1 | DVIデュアルヘッド、USB-HID | |
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OT2-SLDTXUSL1/1T | DVIデュアルヘッド、USB-HID、USB2.0 (480Mbps) | |
OT2-SLDTXUSL1/1E | DVIデュアルヘッド、USB-HID、組込みUSB2.0 (12Mbps) | |
OT2-SLDTXUSL1/1AS | DVIデュアルヘッド、USB-HID、アナログオーディオ/シリアル | |
CATxレシーバ | ||
OR2-SRDTXUSL1 | DVIデュアルヘッド、USB-HID | |
OR2-SRDTXUSL1/1T | DVIデュアルヘッド、USB-HID、USB2.0 (480Mbps) | |
OR2-SRDTXUSL1/1E | DVIデュアルヘッド、USB-HID、組込みUSB2.0 (12Mbps) | |
OR2-SRDTXUSL1/1AS | DVIデュアルヘッド、USB-HID、アナログオーディオ/シリアル | |
SM光ファイバトランスミッタ | ||
OT2-SLDFSUDL1 | DVIデュアルリンク、USB-HID | |
OT2-SLDFSUDL1/1T | DVIデュアルリンク、USB-HID、USB2.0 (480Mbps) | |
OT2-SLDFSUDL1/1E | DVIデュアルリンク、USB-HID、組込みUSB2.0 (12Mbps) | |
OT2-SLDFSUDL1/1AS | DVIデュアルリンク、USB-HID、アナログオーディオ/シリアル | |
SM光ファイバレシーバ | ||
OR2-SRDFSUDL1 | DVIデュアルリンク、USB-HID | |
OR2-SRDFSUDL1/1T | DVIデュアルリンク、USB-HID、USB2.0 (480Mbps) | |
OR2-SRDFSUDL1/1E | DVIデュアルリンク、USB-HID、組込みUSB2.0 (12Mbps) | |
OR2-SRDFSUDL1/1AS | DVIデュアルリンク、USB-HID、アナログオーディオ/シリアル | |
ラックマウントシェルフ | ||
RM-BR3DV4/19 | ラックマウントシェルフ、19"マウント、1U |