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950MHz USBスペクトラムアナライザ
Wi-Spy 950xは、今後、日本国内での幅広い導入が予定されている950MHz帯のZigBee無線を視覚化し、設置や導入を確実にすることを目的として、アイ・ビー・エス・ジャパンが米国MetaGeek社と共同で開発した製品です。
2.4GHz帯のようにWi-Fi、Bluetooth、ZigBeeなどが混在して使用されているために電波干渉を受けやすい帯域と異なり、「Golden Band」と称されることもある950MHz帯は、電波の到達性、信頼性の高さからセンサーネットワーク(M2M)やZigBeeの利用が期待されています。従来、機器設置の現場で電波の広がりや干渉を確認する際には、高額なスペクトラムアナライザを使用するしかありませんでした。ZigBeeを含め、無線通信に期待される主な導入メリットとして低コストで通信網を構築できる点が挙げられますが、無線環境の調査時の設備費用に多額のコストが発生しては本末転倒となります。
Wi-Spy 950xは、ノートPCがあれば、どなたでも手軽に調査や測定が行える、低価格なUSBスペクトラムアナライザです。
【使用イメージ】 |
【Chanalyzer表示イメージ】 |
構成 | |
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型番 | 0950x1V (Wi-Spy 950x) |
アンテナ | 外付け、コネクタ形状 : RP-SMA |
受信可能帯域 | 940 ~ 970MHz |
周波数分解能 | 27 ~ 421KHz |
帯域分解能 | 60 ~ 650KHz |
強度 | -100 ~ -10dBm |
強度分解能 | 0.5dBm |
対応OS | Windows XP/Vista/7 ※.NET Framework 3.5以降必須 |
USB | USB2.0 |
その他システム要件 | RAM : 1GB以上 CPU : PentiumIV以上 解像度 : 1024×768(XGA)以上 |
対応解析ソフト | Chanalyzer Lab. |
① 950MHz帯の主な特徴としては、以下の点が挙げられます。
【信頼性】
他の無線システムや機械等の雑音との電波干渉が少なく、信頼性の高いシステムを実現可能にしています。もっとも広く利用されている2.4GHz帯の無線LANと比較すると、非常に大きな差があります。
【到達性】
電波の回り込み特性が大きく通信距離も長いことから、障害物が多い箇所での利用が適しています。
【省電力性】
2.4GHz帯と同等の通信距離を少ない送信出力で確保できるため、省電力システムの構築が可能です。
理論上は2.4GHzと同等の送信出力の場合、約2.5倍の通信距離が稼げる計算になります。
② ZigBeeネットワークには以下のような需要がございます。
お見積り依頼やご不明な点は、問い合わせフォームよりお問合せください。
0950x1v | Wi-Spy 950x 950MHz帯サポート |
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BUN-CHAN-24 * | Wi-Spy 2.4x 2.4GHz帯サポート |
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BUN-CHAN-DB ** | Wi-Spy DBx 2.4GHz/5GHzの両方をサポート |
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0900x2v * | Wi-Spy 900x 920MHz帯サポート |
* BUN-CHAN-24 / 0900x2v は販売を終了いたしました。
** BUN-CHAN-DB は生産完了となっております。現在は在庫のみの販売となっておりますため、お問い合わせ/ご発注を頂く時点で、メーカ在庫切れとなっている場合がございます。申し訳ございませんがご了承お願い致します。