鉄道ソリューション

製品・技術情報

海外の鉄道入札に使える次世代スマート鉄道を支える最新の鉄道技術

2013.10.08

Moxaのソリューション
サクセスストーリー
ホワイトペーパー

ACC(Auto Carriage Connection＝車両間自動接続)

Moxa独自のACC技術(Auto Carriage Connection＝車両間自動接続)は、以前に比べて車両内部ワイヤレスネットワークのセットアップおよびメンテナンスを容易に実現できます。ACCによりオペレータは、新しいメンテナンスタスクおよびセキュリティの脆弱性を取り入れることなくワイヤレス車両内部リンクを使用することで運用および費用のメリットを享受することができます。ACCにより各々のデバイスは、一度でいかなる列車構成に関し、車両上への導入およびリンクをすぐに構成できる必要があります。オペレータは、列車車両の再構成の都度、もはやAPのコンフィギュレーションを手動で変更する必要がなくなりました。ACC技術は、列車全体にわたってブロードバンド通信を提供するためにエラーのないブリッジリンクを正確にインテリジェントかつダイナミックに形成します。また、WPA/WPA2の暗号化により高いネットワークセキュリティを維持します。ACCは、AWK-3131/4131-M12-RCCシリーズに802.11nを利用することが可能であるため更に、高いスループットのアプリケーションをサポートします。

Moxaのソリューション

車両内部のAPを自動的に接続および切断

鉄道運行状態に必要な特別に設計されたMoxa独自の自動キャリッジ接続(ACC)は、列車編成の変化に対して適応することができます。WDSとは違ってACCは、新しいワイヤレスブリッジを手動でなく自動的に形成します。一方、WPAおよびWPA2の高いネットワークセキュリティを維持します。各APは、一度だけ設定する必要があり、その結果、オペレータは、車両を再編成するたびに、もはやAPデバイスを手動で再設定する必要がなくなりました。更に、2つの車両が実際に連結されリンクをされていることを確認するための"タイムアウト時間"が設けられ、不必要なアソシエーションを防ぎます。このようにACCを利用することで、現場の作業や人的エラーを大幅に削減することができます。
802.11nで高スループット要件をクリア

列車で使用される高密度メディアストリーミングアプリケーションの高いスループット要件を満たすために、802.11n AWK-3131-RTC製品にもACCが実装されています。Moxaの802.11ｎソリューションは、最大帯域幅300Mbpsをサポートし、更に、MIMO信号パスと40MHzチャネルボンディングとを組み合わせ最適化することで長距離でもリンクの拡張を確実に行うことができます。