IBS Japan

概要

エンジニアがCNC（コンピュータ数値制御）を使用して新しい製造プログラムを実行することは、最初のソリューションでした。この初期のソリューションでは、デザイン室においてオフラインで開発し、プログラムをフロッピーディスクまたはUSBストレージを使用して工場現場のPCに手動で転送する必要がありました。工場フロアーのPCは、RS-232Cインターフェース接続を介して様々な製造マシンに命令を送ることでプログラムを実施します。 しかし、工場のフロアー環境は、高湿度、油、ホコリの多くまた、極端な温度といった悪環境でありPCにとって最悪であることから、そのような環境に置かれたPCは、頻繁にクラッシュしていました。

Moxaのソリューション

MoxaのNPort 5110およびNPort W2150 Plusデバイスサーバは、厳しい環境に完全に適しておりPCよりもはるかに小型であり、また、すべての要求を満たすために選定されました。コントロールセンタは、NPortに対してイーサネット/ワイヤレス接続を介してTCP/IPパケットフォーマットでCNCに命令を送ります。従って従来のように担当者が物理的にサイトにプログラムを転送する必要がなくなりました。この結果、複数のCNCマシンがデータを同時に受信できることができます。

このソリューションを実装したメリット

• システムコストは、低価格の設備費により削減され（NPortのコストは、PCに比べはるかに低価格）また、時間と人的資源も低減できます。
• 拡張に伴うCNCのレイアウト変更が迅速かつ簡単。
• Moxaのドライバ技術は、コンピュータのイーサネットカードを介してCOMのデータをリルートするためユーザは、既存の製造プログラムに変更を加えるための時間を費やす必要はありません。
• CNCのステータスの一元的なフィードバックが管理およびシンプルなメンテナンスを保証します。
• ワイヤレスNPortが配線コストと時間を削減します。

何故Moxaが必要？

NPort 5110

• インストレーションが容易なスモールサイズ
• データ伝送のための信頼性の高いシリアル - イーサネットソリューション
• 監視およびトラブルシューティングのユーティリティを含む

NPort W2150 Plus

• CNCへの802.11a/b/gワイヤレス接続性
• ユーザ定義の信号強度に基づくシームレスローミング
• オフラインポートバッファリングおよびシリアルデータログ
• WEP, WPA, WPA2によるセキュアーデータアクセスおよびSSH/SSLコンフィギュレーションによるセキュアーリモートマネージメント