ロケーション/国 | ギリシャ |
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再生可能エネルギー産業関連の企業が、厳しい条件が要求される再生可能エネルギーシステムで動作可能なI/Oデバイスを探していました。再生可能エネルギーである光起電力システムは、現在使用できるエネルギー技術の中でも最も持続可能かつ信頼性が高く、そうしたクリーンでCO2排出量の少ない太陽エネルギーを利用しようと、現在ますます多くの国々でソーラー発電ファームが建設されています。
同社は1998年以来、光起電力システムの設計、開発、設置、管理のエキスパートとして、衛星通信を使ったソーラー発電ファームのリモート監視サービスを提供しています。しかし衛星通信の帯域幅は、非常に限られているため、同社の理想とするI/Oデバイスは、低帯域環境下で動作でき、かつより効率的な照明管理のため、スケジュール機能をサポートできなければなりませんでした。
再生可能エネルギーのプロバイダーである同社では、照明管理システムの制御のため、低帯域ネットワーク環境下でも動作可能なアクティブアーキテクチャを使用するMoxaのioLogik E2210アクティブイーサーネットI/Oを採用しました。受動的なポーリングアーキテクチャの従来型イーサネットI/Oソリューションに比べ、ioLogik E2210は、能動的にイベントベースのアラームメッセージを送信するため、帯域幅の使用量が少なく、衛星通信のように帯域幅に限りがある通信において、非常に理想的なソリューションとなります。
さらに照明管理作業を改善するため、同社では照明のオンオフを切り替えるスケジュール機能も必要としていました。そしてプログラミング不要のMoxaのClick&Go™設定機能を使い、システムのLEDランプのオンオフ切換スケジュールをすばやく定義することができました。Click&Go™のおかげで、I/Oのイベントスケジュール定義はまるでMicrosoftのOutlookで会議の時間を設定するかように簡単に行うことができるため、システムエンジニアたちは複雑な制御ロジックを書く必要がありませんでした。
さらにioLogik E2210はSNMPプロトコルをサポートしているため、既存のネットワーク管理システム(NMS)との統合もこれまで以上に非常に簡単でした!
ioLogik E2210