IBS Japan株式会社(代表取締役:望月 成浩/以下、IBS Japan)、株式会社日立製作所(執行役社長:古川 一夫/以下、日立)、および 日立ビジネスソリューション株式会社※(取締役社長:木村伊九夫/以下、日立ビジネス)の三社は、このたび、スマートフォン向けIPSec*¹クライアントソフトウェア「DOVPN(ドゥー・ブイ・ピー・エヌ)」の販売・サポートで提携しました。日立ビジネスは、「DOVPN」の最新バージョン「DOVPN 2.1」を4月1日にリリースし、IBS Japanと日立にて同日より販売サポートを開始します。
*1:Security Architecture for Internet Protocol;暗号化通信のための標準プロトコルVPN(Virtual Private Network)で最も一般的に用いられる。
「DOVPN」は日立ビジネスが開発したスマートフォン向けIPSecクライアントソフトウェアで、多くの企業でファイアーウォールとして採用されているVPNゲートウェイに、スマートフォンを利用して接続するためのVPNソリューションとして、2006 年7月より日立が販売サポートをしてきました。一方、IBS Japanは、1987年の設立以来、海外の最新データ通信機器・ネットワーク機器・ソフトウェア・PC関連周辺機器の輸入販売とサポートサービスを提供してきました。特に、海外では先行して普及しているものの国内では入手が困難なスマートフォン対応製品では、国内トップクラスの充実した品揃えを誇り、スマートフォンを企業システムで活用したいと考えている各種国内企業からのニーズに迅速に対応してきました。
今回、これまでの企業向けスマートフォン市場での販売ノウハウを相互に共有し、同市場の拡大時期に合わせて、国内企業からのニーズによりマッチしたソリューションを迅速に提供するために、IBS Japanは日立と「DOVPN」の販売を行うパートナー契約を締結し、スマートフォン向けの製品ラインアップに「DOVPN 2.1」を追加し、ラインアップの拡充を図ります。同時に日立ビジネスは、日立およびIBS Japanに対し技術サポートを行い、製品販売のみならず製品を活用したソリューションに対しても協力・支援を実施します。 また、今回、日立ビジネスがリリースする「DOVPN 2.1」は、利用者が誤操作をしないように配慮をした、よりわかりやすいGUIに改良を施すとともに、Windows Mobile® 6 Classic/Professional Editionを搭載したスマートフォンの対応機種を拡大しました。さらに、Windows Mobile® 6 Standard Editionを搭載した機種にも今後対応していきます。
IBS Japan、日立、日立ビジネスの三社は、今後も、「DOVPN」の販売・サポートで協力するとともに、スマートフォンのビジネス利用をテーマとした各種セミナーの共催など、共同でセールス・マーケティングプロモーションを実施し、企業向けスマートフォン市場のさらなる普及・拡大を図っていきます。
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