最大2000ノードのサポートおよびネットワーク監視を便利にする可視化機能を新たに追加した、Moxaの最新バージョンMXview 2.1 産業用ネットワークマネージメントソフトウェア
Moxaは、産業用ネットワークマネージメントソフトウェアの最新バージョンMXview 2.1を発表しました。従来のバージョンに比べ、ネットワークノードのサポートを1000から2000ノードに拡大し、また、産業ネットワーク管理にVLAN および IGMP、バーチャルデバイスパネルビューなどの価値ある情報を提供する可視化機能を更に追加し、オペレータにとって使いやすくなりました。
MoxaのMXviewは、分散されたサブネットを構成する複雑な産業ネットワークをシンプルで集中監視およびトラブルシューティングができるネットワークのリアルタイムトポロジマップを生成するためにネットワーク全体をスキャンするパワフルなwebベースの産業ネットワークマネージメントツールです。
ネットワークマネージメントソフトウェアは、一般的にパワフルなツールであり、その性能から多くのデータおよび情報をユーザに提示します。しかし、多くの情報を得ることができても、それらをすべて理解することができなければ、それは役にはたちません。MoxaのMXViewは、ネットワーク管理をITエキスパートだけでなく産業オートメーションスタッフにも容易に理解ができることを目的に設計されています。特に新しいMXview 2.1は、産業イーサネットネットワークと密接かつ直観的に統合して多くの新しい技術の提供とネットワークマネージメントの理解とコントロールを容易にできるユーザインターフェースが見直しされました。
MXview 2.1は、最大2000までのネットワークデバイスを管理することができると共にMoxaのICSシリーズコアースイッチ、産業用セキュアルータ、産業用ワイヤレス製品、シリアルデバイスおよびSNMP対応デバイスと完全に互換性があります。
サポートするモデルの詳細のリスト:
シリーズ | モデル | ファームウェアバージョン |
---|---|---|
AWKシリーズ | AWK-3121/4121 | 1.6以上 |
AWK-3131/4131 | 1.7以上 | |
EDRシリーズ | EDR-G902 | 1.0以上 |
EDR-G903 | 2.1以上 | |
EDSシリーズ | EDS-405A/408A/505A/508A/ 510A/516A/518A/ G509/728/828 |
2.6以上 |
EDS-608/611/616/619 | 1.1以上 | |
EDS-P506A-4PoE | 2.6以上 | |
EDS-P510 | 2.6以上 | |
EOMシリーズ | EOM-104/104-FO | 1.2以上 |
シリーズ | モデル | ファームウェアバージョン |
---|---|---|
ICSシリーズ | ICS-G7526/G7528 | 1.0以上 |
ICS-G7748/G7750/G7752 | 1.2以上 | |
ICS-G7848/G7850/G7852 | 1.2以上 | |
ICS-G7826/G7828 | 1.1以上 | |
IKSシリーズ | IKS-6524/6526/6726/6728 | 2.6以上 |
IKS-6726-PoE | 3.0以上 | |
IKS-6852/G6524 | 1.0以上 | |
IKS-G6824 | 1.1以上 | |
NPortシリーズ | NPort S8455/S8458 | 1.3以上 |
NPort 5X50AI-M12 | 1.0以上 |
シリーズ | モデル | ファームウェアバージョン |
---|---|---|
PTシリーズ | PT-508/510 | 3.0以上 |
PT-7528 | 3.0以上 | |
PT-7710 | 1.2以上 | |
PT-7728/7828 | 2.6以上 | |
PT-G7509 | 1.1以上 | |
TNシリーズ | TN-5508/5510 | 1.1以上 |
TN-5508-4PoE | 2.6以上 | |
TN-5516/5518 | 1.2以上 | |
TN-5516-8PoE | 2.6以上 | |
TN-5518-PoE | 1.0以上 |
MXview 2.1のバーチャルデバイスパネルビューは、コントロールセンタでネットワークデバイスのフロントパネル、ポートのアクティビティおよびLEDのバーチャルイメージを正確に見ることができます。これは、ネットワーク管理者に作業現場で実際に起っている問題をリアルタイムで管理およびトラブルシューティングに必要な情報として提示します。
MXView 2.1のイベント再生機能は、大きな図面、より効率的なレイアウトおよびクリアなボタンにより使いやすくなりました。
イベント再生もまた、下記の再生機能をサポートします:
MXview 2.1は、ネットワークリダンダンシに反映するネットワークトポロジを自動的に生成します。ソフトウェアは、自動レイアウトアルゴリズムとネットワークスキャンを組み合わせMoxa独自の自己治癒のリダンダンシ技術であるTurbo RingおよびTurbo Chainにより生成されたネットワークリダンダンシ・ステータスを表示するリアルタイムトポロジマップを形成します。更に、MXviewサーバとして同じサブネット内にコンフィギュレーションされたエンドデバイスをマップに表示します。それは、MXviewによりサポートされないデバイスのトポロジをマニュアルで生成するために必要な時間と労力を最小限にすることができます。