VPIのギガビットPoEエクステンダ ST-POE-WTPは産業用仕様で電源を必要としないPoE (Power over Ethernet Extender) でCatx LANケーブル規格の最大100mの延長を可能にします。
主な特長としては
工場周辺の屋外などに監視カメラを複数設置する場合、PCとIPカメラ間の距離は100mを超えるケースが多くあります。同様に、Wi-Fiを敷地内のどこででも利用できるためには、適切な電波の分布(電波をカバーする範囲)を維持する必要があります。
通常、Wi-Fiで使用する2.4GHzの電波は、見通しで100m程度の距離までしかサポートできず、PCからアクセスポイントまでの距離が100m程度という限界がある場合、適切な位置にAPを設置することが難しく、カバーできないエリアができてしまう場合があります。
LANエクステンダを使うとPCとAP間を最大200mまで延長できるので、最適な位置にAPを設置することが可能になり、またPoEをサポートしているためAPやIPカメラの近くにAC電源がなくてもLANケーブル経由で電源を供給します。
VPIのLANエクステンダは、一般的な商用のLANエクステンダと異なり、産業用仕様であるため屋外、寒暖差が大きい、雨などの悪天候、粉塵、埃などの過酷な環境下で使えます。