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Wi-Spy 900x
Wi-Spy 900xは2012年7月25に解禁された920MHz帯近距離無線に対応した、PCベースUSBスペクトラムアナライザです。数十万~数百万円もするスペアナとは違い、特定周波数帯域に限定したスペクトラムアナライザですから、非常に安価に無線調査の環境を構築することが可能です。
「サブGHz帯」と呼ばれる900MHz前後の周波数帯は、電波の回り込み特性にも優れており、同帯域が解放されたことにより、スマートメータ(次世代電力計)の需要増加が急激に見込まれます。
Wi-Spy 900xは、868~930MHzの帯域をサポートしたスペアナですので、スマートメータで利用される915~930MHz帯域調査に最適なツールとなります。
Wi-Spy 900xをPCのUSBポート接続し、付属ソフトウェアのChanalyzer Labを起動するだけで、リアルタイムの受信表示、長時間にわたるデータの収集*、分析を行うことができます。
*注) データロギング : 測定したデータは、PC上にログとして保存することができるので、電波干渉やデバイスからの電波出力の安定性などを解析できます。ログ収集が可能な時間は、搭載しているHDD/SSDの容量によって変動します。
Wi-Spyは、4種類のモデルがあります。
ワイヤレスLANは、ケーブルを使用しないので非常に便利な通信システムとしてあらゆる企業や家庭で使用されています。しかし、通信時に不要な電波やノイズの影響を受ける可能性があります。これらの影響を受けると通信が途切れる、折角の高速伝送を望んでいてもスピードの低下となる、極端の場合通信の停止にまで及ぶこともあります。ワイヤレスLANを使用する周波数帯は、Wi-Fiだけが使用している訳でなく、それ以外にZigbee、Bluetooth、電子レンジ、家庭内ワイヤレス電話、ワイヤレスカメラ、各種医療機、不法なAP、アマチュア無線なども併用して使っているため通信に影響を及ぼします。これらの妨害を避けるために一般的にプロは、アクセスポイントを設置する前に現場の電波状況を把握するために高価なアペクトナムアナライザを使用してサイトサーベイを行います。しかし、プロでなくてもこのサイトサーベイを誰でもが手軽に行え、電波状況の把握および障害の発生の際の電波の分析が可能な高機能かつ廉価版のスペクトラムアナライザがWi-Spyです。
構成 | |
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型番 | 0900x2v |
アンテナ | 外付け、コネクタ形状 : RP-SMA |
受信可能帯域 | 862 ~ 930MHz |
周波数分解能 | 24 ~ 375KHz |
帯域分解能 | 53.571 ~ 750KHz |
強度 | -105 ~ -6.5dBm |
強度分解能 | 0.5dBm |
Sweepタイム | 370msec |
対応OS | Windows XP/Vista/7 ※.NET Framework 3.5以降必須 |
USB | USB1.1および2.0 |
対応解析ソフト | Chanalyzer Lab/Pro |
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0900x2v | Wi-Spy 900x 920MHz帯サポート |
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0950x1v | Wi-Spy 950x 950MHz帯サポート |
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2400x3v | Wi-Spy 2.4x 2.4GHz帯サポート |
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2450x3v | Wi-Spy DBx 2.4GHz/5GHzの両方をサポート |
Chanalyzer Pro | Wi-Fi解析プロ仕様ソフトウェア | こちらよりお問い合わせください |
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