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製品情報

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Elipse E3

プロセス監視/制御プラットフォーム

プロセス監視/制御プラットフォーム

ELIPSE E3

システムの大小や複雑さを問わず、どんな監視制御システムでも構築・サポートでき、リアルタイムにレスポンスを得ることができます!

プロセス監視制御用の完全なシステムであるE3は、接続性、柔軟性、信頼性という最新の要件に応えるために開発されており、基幹システムに最適なツールです。E3の分散アーキテクチャは、リアル・マルチレイヤシステムから構成され、高い通信容量と確かな拡張性を備えたアプリケーションを迅速に開発できるプラットフォームを提供し、貴重な投資をしっかり守ります。

またE3は数種の異なるプロトコルやデバイスとの通信が可能で、ローカル、あるいは地理的に分散されたシステムにも対応することができます。


ELIPSE E3

E3なら、シンプルなHMI(Human-Machine Interfaces)用途だけでなく複雑なリアルタイムな監視制御用途であっても拡張性が高くアップデートが簡単なアプリケーションが構築でき、革新し続けるシステムになります。

  • 素早い導入と長期的な運用で高い投資効果
  • 他の企業システムや管理システムとの統合
  • Elipse SCADA®等、旧来型システムとの統合
  • ユーザー認証システム
  • ライブラリ使用によるシステムの標準化で、開発時間と管理時間を軽減
  • 投資保証とバージョンアップデート
  • 無料のテクニカルサポート
  • FDAのnorm 21 CFR, Part 11に準拠した、規制化された産業に必要なセキュリティやトラッキング機能を標準サポート
  • 再構築をせずにインターネット経由のデータ共有が可能
  • Elipse、あるいはエンドユーザーによる設計の、デバイス用通信インターフェースの開発に対応
  • TCP/IP、XML、OPC、およびSQL、その他のオープンスタンダードな技術を採用

技術の特長

強力な開発環境を誇るE3 Studio(スタジオ)にはシステム構築に必要なリソースがすべて揃っており、アプリケーション設定をこのツールひとつで行うことができます。

  • データの収集、プロセス、分散を複数のソースからリアルタイムで行う、強固なサーバ
  • 設定が簡単なリダンダント型の分散アーキテクチャ
  • 独立したオペレーションインターフェース(シンクライアント)を備え、E3 Viewer(ビューア)やInternet Explorer、またはWindowsターミナルサービス経由で100%インターネット対応
  • 完全なオブジェクト指向 : 画像オブジェクトのギャラリーやデータ構造のテンプレートを作成するための豊富なライブラリを活用して、あらゆる用途に合わせることが可能
  • ライブラリには3000以上のベクターグラフィックシンボルを用意
  • オンラインセットアップ
  • オープンソースのデータベース : E3では専用フォーマットを使用しません
  • 強力なレポートツール
  • アラームやイベントの一括管理
  • OPC(OLE for Process Control)クライアントおよびサーバ機能
  • E3 Storage(ストレージ) : プロセス履歴
  • ActiveXコンポーネントのネイティブサポート(メソッド、イベント、プロパティの統合)

ELIPSE E3
ELIPSE E3
ELIPSE E3 アーキテクチャ

E3のアプリケーションドメインはサーバ、プロジェクト、およびライブラリがセットとなり、ひとつのシステムに統合されたものです。これによってViewer(ビューア)の操作が簡単になるだけでなく、サーバ間のリダンダント構成(冗長構成)が可能になります。そのためプロジェクトやライブラリをドメイン内でいつでも動的に追加、削除、編集することが可能で、システム割り込みや実行時の処理低下もありません。またリダンダント構成により、各サーバのローカルデータベースを、外部ツールを持たないサーバとも同期化することが可能で、基幹システムの信頼性を強化します。オペレーションコンソール(E3 Viewers : ビューア)はドメインが何らかの異常を検知すると、すぐにアクティブサーバに自動的に送信されます。E3なら、PC1台使用のシンプルなアプリケーションから、集中型あるいは非集中型の複雑なデータベースまで、幅広く構築することができます。また数百人規模のユーザーが同時に同じアプリケーションに接続することが可能です。さらにPLC、SDCD、コントローラ、保護リレー、メーターなど、広範に使用されているデバイスやプロトコル向けに350以上のI/Oドライバが使用できます。


E3 フレームワーク

ELIPSE E3

  • ElipseXオブジェクト : この機能ではグラフィックオブジェクト(ビューアあるいはスクリーンで使用)やデータ構造(サーバで実行)を作成することができます。このようにアプリケーション全体をひとつあるいはそれ以上のライブラリで構築し、またそれを何度も再利用することができるため、後にこれらの同じオブジェクトにライセンスを付与する、あるいは再利用を制限することが可能です。
  • スクリプト : E3はすべてのオブジェクト内に強力なスクリプトツールを提供します。この機能はイベント指向およびオブジェクト指向となっていて、変更可能なソースやキーワードごとの色分けに加え、数学演算・論理演算の実行や構造操作を行うことができます。
  • データベース : アラームや履歴、数式、その他の種類のオブジェクトに関するすべての情報が、Microsoft SQL Server、SQL Express、Oracle、Oracle Express、Microsoft Accessをネイティブサポートするひとつあるいはそれ以上のユーザー定義のデータベースに保存されます。E3Query(クエリ)のオブジェクトでは、テーブル、フィールド、フィルターを選択してワンクリックでオプションをソートする、あるいはSQLコマンドを直接編集する形で、あらゆる種類のデータベース運用方法を簡単に定義・実行することができます。
  • アラームとイベント : E3の機能を使い、アラームやイベントの監視システムを構築・維持することができます。
  • レポート : すべてのE3 Server(サーバ)には、データベース上のクエリやリアルタイムの数値から図式化した複雑なレポートを作成することができる、強力なレポートツールが含まれています。
  • 履歴 : 連続データ、離散 データ、あるいはバッチデータをあらかじめ設定されたE3生成あるいはユーザー生成のテーブル内のデータベースに直接記録します。
  • 企業システムとの統合 : E3はERP(Enterprise Resource Planning)、CRM(Customer Relationship Management)、MES(Manufacturing ExecutionSystems)、サプライチェーンといった企業システムとの統合が可能です。
  • トレンド : E3 Chart(チャート)では、E3内のあらゆるタグまたはプロパティ、あらゆるデータベース、あるいはE3Storage(ストレージ)経由で、リアルタイム、履歴、あるいは混合データを直接書き込むことができます。
  • FDA 21 CFR Part 11 : E3には、FDA(米国食品医薬品局)規定 21 CFR, part 11に準拠した、オペレータのアクションをチェックしたり、電子記録を安全に生成したりする一連の機能が含まれています。
  • Active X : これらのコンポーネントは追加のプログラミングなしに、アプリケーションあるいはライブラリに挿入したり、ネイティブコンポーネントとして使用することができます。

メインパッケージ

E3は3つのメインコンポーネントから構成されています :


E3 Studio (スタジオ)

システム設定用のツールであるE3スタジオは、共通開発プラットフォームとして機能します。開発環境は現代的でユーザーフレンドリー、また通信設定をはじめ、運用画面や統合スクリプト作成、完全な画像エディタまで、幅広い機能を含んでいます。E3 Studio(スタジオ)では、複数のユーザーが同時に、同じひとつのシステムを編集することができるため、チームで開発しやすい環境を提供します。


E3 Server (サーバ)

E3サーバは通信処理やプロセス管理を行うアプリケーションサーバです。またグラフィック情報やデータをネットワークのあらゆるポイントにあるクライアントに送信するサーバでもあります。100、300、1500、5000、10000、20000、あるいは無数のI/Oポイントを接続できるバージョンに分かれ、E3 Viewer(ビューア)ライセンスを含んでいます。
E3 Studio(スタジオ)ライセンス(マスターバージョン)や追加のViewer(ビューア)ライセンスを同じ名義内で購入することも可能で、マルチユーザーによるシステム運用を可能にします。


E3 Viewer (ビューア)

E3ビューアはユーザーの運用インターフェース(運用管理コンソール)です。E3ビューアではサーバ内のアプリケーションをどのPCからでも実行することができ、ローカルネットワーク上、あるいはブラウザ経由のイントラネット/インターネット上で実行することができます。どの場合でも、すべてのコンポーネント、スクリーン、ライブラリはシステムからダウンロードされ自動的に登録されるため、クライアント端末へアプリケーションをインストールする必要はありません。E3ビューアには2種類のライセンスがあり、E3 Viewer Control(ビューアコントロール)は、あらゆる種類の運用制御や閲覧を無制限で実行するライセンス、E3Viewer Only(ビューアオンリー)は、閲覧やクエリ機能のみが必要な場合に使用します。


その他のパッケージ

E3 Server Back-End (サーババックエンド)

E3サーバは、Data Back-End(データバックエンド : ビューアライセンス無し)という、I/Oポイントの数が標準のE3サーバと同じで、かつRemote Domains(リモートドメイン)を通じて他のE3サーバのデータソースとして機能するバージョンで購入することもできます。これらはどこに接続されていても、情報をビューアに順次送ります。これらはE3 スタジオライセンスを含む形(マスターライセンス)での提供も可能です。


E3 HMI とE3 Lite (ライト)

E3 HMIとE3ライトはスタンダードバージョンにあるすべてのリソースを必ずしも必要としない、よりシンプルな用途向けのソフトウェアバージョンです。
E3 HMIは現場操作用のヒューマンマシンインターフェースです。通信はできますが、ハードディスクへのデータ記録はできません。E3ライトはE3のベーシックバージョンで、データベースの容量やタグの数、履歴、レポート機能がスタンダードほど強力ではなく、小規模なSCADAアプリケーション用に特別に設計されたものです。これらのバージョンについて、詳しくはElipse Softwareまたは弊社までお問い合わせください。


プラグイン

E3 Storage (ストレージ)

E3ストレージでは、プロセスから収集されたすべてのデータを、素早く圧縮・最適化し、事業に役立つ管理情報や蓄積情報の形に変換して保存することができます。E3ストレージでは、より容易なマネジメント、より素早いクエリ、そしてユーザーに情報の自由度をより多く与えるデータベースシステムを構築するため、商用プラットフォーム(Microsoft SQL Server®、MSDE®、Oracle®)を使用してアナログ、デジタルあるいはテキストデータを保存することができます。


E3 Playback (プレイバック)

プレイバック技術はE3で動作している監視画面を使用して、過去のアプリケーションのあらゆるポイントからの数値、アニメーション、ステータス、チャートなど、まるでリアルタイムであるかのように表示し、あらゆる種類のプロセスに関する過去の出来事の解明に役立てることができます。時間コントロールウインドウ、シーケンスオブイベント(SOE)、タグステータスを使用し、時間を自由に前後させることで、出来事や障害の原因の究明に役立てることができます。


SPC (Statistic Process Control)モジュール

SPCモジュールは、製造業者がシステムの監視、予測や修正を行うため、E3により収集されたデータを使用することができるようにします。
これによりロスの低減、品質の向上、そして製造のより優れた安定性がもたらされ、プロセス全体の効率が改善されます。


Remote Domains (リモートドメイン)

この機能により、別のサーバ上で動作している他のドメインからの変数を自分のアプリケーション上で取得することができます。たとえば、他の遠隔サーバ上で実行中のアプリケーションのデータを、クリアで透過的にビューア上に表示することができます。


オーダー方法

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