ALTUSENとは?
ALTUSEN(オルトセン)とは、KVMスイッチメーカーであるATENジャパンが手掛ける、エンタープライズKVM市場向けのハイエンドサーバー統合管理ソリューションで、現代の情報システムが抱える課題を様々な方法で解決へと導きます。
Over-IP対応のKN、PN、SNの各シリーズは、それぞれ、サーバーのKVM、電源、そしてシリアルデバイスを、TCP/IPネットワーク経由で操作できる製品です。さらに、統合管理ソフトウェア「Control Center (DCCMS)」は、シングルサインオン&シングルインターフェースでこれらのOver-IP製品を管理できるため、時間や場所にとらわれず、いつでも、どこからでもサーバーが管理できる利便性の高いリモートアクセス環境を提供します。
ALTUSENのコアをなす "KVM over IP" とは?
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KVM over IPは、BIOSレベルからサーバーのリモートアクセスを実現するIP-KVM スイッチのシリーズです。 これらの製品を使うことで、標準的なインターネットブラウザ経由で遠隔地から複数のコンピューターの監視やアクセスが可能になります。 本シリーズの製品は、通信プロトコルにTCP/IP を使用しますので、ネットワークにつながっているコンピューターであれば、いつでも、どこからでも製品配下のサーバーにアクセスできます。このため、システムのダウンタイムを最小限に抑えると同時に、障害対応や定期メンテナンスにかかるコストを低減できるといったメリットが得られます。
ALTUSENの5つの特徴
- ・パネルアレイモード
- ローカルやリモートの画面を格子状に分割し、KVMスイッチ配下のサーバーコンソールを複数同時に表示できます。最大40台のサーバーの画面を一括で表示できますので、サーバーの監視に適しています。
- ・バーチャルメディア機能搭載
- リモート側のコンピューターに接続されたUSBフラッシュメモリ等を製品配下のサーバーにマウント可能。サーバーOSのパッチ適用やファイル転送といった作業でも自分の席から行なうことができ、作業が効率化できます。
- ・ぴったりマウスダウナシンク(USBマウスの自動同期)
- リモート画面の操作を始めると、リモート側のマウスはローカル側のマウスに自動同期します。同期の精度が高く、マウスの動きがずれないので、リモート側からでもローカル操作時と同様の使用感が得られます。
- ・ブレードサーバー対応
- IBM、HP、Dell各社のブレードサーバーに対応し、シャーシへのリモートアクセスが可能となりました。個々のブレードサーバーには、ブラウザメニューのサイドツリーを展開すればアクセスも簡単。高い操作性で作業効率の向上に大きく貢献します。
※これらの機能は全ての機種でご利用いただけるわけではありません。機能の詳細につきては各製品のページでご確認ください。
- ・カテゴリ5eケーブルとコンピュータモジュールによる接続
- 製品とサーバーの接続には、インターフェースに応じた「コンピュータモジュール」というデバイスとカテゴリ5eケーブルを使います。これによって、マルチプラットフォームの環境でもコンソールが集約できると同時に、配線作業が簡単に行なえるというメリットがあります。