医療用として使用されるプラグ、コネクタ、差込口および電源コードは、UL(Underwriter Laboratories)認証であるUL817、UL60601-1、UL498に準拠していることを示すグリーンドットがハウジング部分に表示されていることが要求されます。
さらに、UL60601-1では、すべての患者用の医療機器がHG規格の電源接続プラグコードを使用しなければならないとされています。HG規格のコード、プラグ、コンセントは、堅牢な素材、構造、テストを満たしている必要があります。
HGテスト-衝撃試験
最小サイズの可とう性が高いフレキシブルコードを有線したプラグまたはコネクタに18インチの高さから10ポンドの錘を落下させます。テストの後、破損や機能に影響がないかを確認します。
HGテスト-メカニカル落下テスト
#18 AWGのフレキシブルコードに有線したコネクタを高さ45インチで水辺に垂れ下がる状態にして、硬材の上に1,300回落下させます。テストの後、破損や変形、機能に影響がないかを確認します。
HGテスト-500ポンドクラッシュテスト
有線したプラグまたはコネクタを2つの硬材板の間に置き、徐々に500ポンドまでの圧力をかけていきます。テストの後、破損や変形、機能に影響がないかを確認します。
HGテスト-圧力保護テスト
プラグまたはコネクタは組み立てられており配線されていない状態で、2時間連続でコードに直線方向で30ポンド、3インチサイズの回転方向で10ポンドの力の負荷を掛けます。テストの後、しっかりと固定されており、フレキシブルコードの導体、絶縁体、外側ジャケットの変形は、0.031インチ以下でまた、コードの絶縁体に裂け目や切れ目があってはなりません。
HGテスト-プラグの無理な取り外しによるテスト
真鍮のプラグ端子を備えた鋼鉄製のテストプラグを差込口に挿入します。最低でも24インチの高さから10ポンドの錘を落として、無理やり差込口からプラグを引っ張るようにします。このテストは負荷が最も掛かりやすいように差込口の様々な方向から8回行ない、その後、差込口を下向きにして、アースの接点に0.184インチ直径の4オンスのアースピンを1分間保持させるようにします。テストの後、差込口の機能または保護機能が完全に保たれているか確認します。