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製品・技術情報

油井ポンプトラックにモバイルアクセスするための堅牢なワイヤレスAP

製品
産業用IEEE 802.11a/b/g ワイヤレスAP/ブリッジ/クライアント
産業用クワッドバンドGSM/GPRS/EDGE VPN付IPゲートウェイ
ロケーション/国 U.S.A.
概要

石油および天然ガス油井は、地球深く入り込んだ導管が油井まで真っ直ぐに伸びて形成しています。また、正しい安全対策なしでは、含塩層が地下水を汚染する可能性があります。そのためセメントセットの大きな金属パイプケーシングは、油井からの流出および自然の地下水との混合を止める保護バリアを形成するために使用します。

システムに要求される条件
  • ワイヤレスソリューションは、複数の配線工事が難しいロケーションと通信するモバイルコントロールセンターが必要です
  • 通信機器は、危険な環境に必要なATEX認証およびUL認証と共に-40~70℃の苛酷な温度耐性を備えていなければなりません
  • モバイル通信アーキテクチャは、各リモートロケーションでのワイヤレスデバイスと複数のポンプトラックとのリモートアクセスを必要とします
Moxaのソリューション

石油および天然ガス油井は、802.11アクセスポイントを導入するためには、既存のイーサネットネットワークが十分近くに存在していないため、このアプリケーションにおいては、Moxaのセルラーソリューションが採用されました。ポンプトラックは、通常、ネットワークが確立されていない配線工事が難しいリモートロケーションに導入されます。幸いなことに、油井オペレータは、通信の要件を実現するために北米で普及している既存のセルラーネットワークカバレッジを利用することができました。

MoxaのATEX認証のAWK-3121は、(802.11a/b/g AP/ブリッジ/クライアント)は、各ポンプトラックとモバイルコントロールセンターにインストールされました。ポンプトラックのそれぞれにワイヤレスアクセスポイントとクライアントをインストールすることでエンジニアは、モバイルコントロールセンターからポンプトラックにアクセスすることができました。さらに、ポンプトラックのそれぞれのアクセスポイントは、近くのノートブックPCおよびワイヤレスデバイスが同じネットワークに接続できると共に、AWK-3121に故障が発生した場合は、ネットワークの冗長性を提供することができます。OnCell G3110-HSPAは、モバイルコントロールセンターにインストールされプライベートIPアドレスが設定されています。すべてのMoxa IPゲートウェイとルータは、OnCell Central Managerが搭載されリモートからアクセスすることができます。MoxaのOnCell Central Managerは、プライベートIPの障壁を排除しワイヤレスネットワークのモビリティのためにインターネットを介してプライベートIPアクセスの可能性を可能にします。

システムダイアグラム
何故Moxaが必要?
  • MoxaのAWK-3121は、極端な気候と爆発性ガスに対する完璧な保護のために UL C1D2/ATEX Zone 2認証を取得しています。
  • Moxaは、IEEE802.11a/b/g/n規格、ワイド温度、産業認証およびGSM/GPRS/EDGE/WCDMA/UMTSセルラー技術を含む完全な産業ワイヤレスネットワーキングソリューションを提供しています。デバイスは、Moxaの産業用ワイヤレスAPまたはセルラーIPゲートウェイ製品とワイヤレスネットワークに接続することができます。
  • MoxaのOnCell Central Manager技術(OnCell G3110-HSPAで利用可能)は、プライベートIPアドレスの背後にあるデバイスへのリモートアクセスのロックをアンロックするので容易にWebを介してシステムの構成、管理および監視することができます。