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技術情報

Moxa

遅延フリーWLANローミングのフィールドテスト

  • 2012.10.05
EN50155認証イメージ

Moxa独自のTurbo Roaming™を使用したハイスピードフィールドテストをご紹介します。このビデオは、MoxaのエンジニアチームがMoxaのワイヤレスアクセスポイントと高速で移動するクライアント間の遅延(レーテンシー)のないローミングをいかに実現するかをTurbo Roaming™を使ったフィールドテストを通してお見せします。このビデオでは、ローミングクライアントとしてMoxaの最新のWLANクライアントAWK-1121およびIEEE 802.11シングルワイヤレスアクセスポイントとしてAWK-3121を道路に沿って設置したAPとして使用することにより実際のローミングテストです。
また、MoxaのTurbo Roaming™技術の動作を見るためにローミング車両から直接取られた実際のビデオ映像と道路沿線のコントロールセンタに伝送された映像を比較することができます。

100 ms未満のTurbo Roaming

ボイスオーバーザWLAN(VoWLAN)、ゼロレーテンシーローミングといったレーテンシーに敏感なリアルタイムストリーミングアプリケーションの増大は、移動するWLANクライアントと道路沿線のアクセスポイント間のシームレスなハンドオーバーを実現することで中断のない通信を維持できるWLANネットワークのために非常に重大な要因となります。ローミングシステムでは、WLANクライアントは、道路沿線の2台以上のワイヤレスアクセスポイント(AP)間を移動します。WLANクライアントは、現在のAPから遠ざかるとWi-Fi接続の減衰を検知しクライアントは、直ちに代わりとなる別のAPのWi-Fi信号をサーチします。1つのAPから別のAP接続へジャンプするWLANクライアントの速度は、ローミングパフォーマンスを決定する上で極めて重要です。1つのAPから別のAPにローミングする際に一般的にWLANクライアントは、ネットワークの中断が数秒間発生します。しかし、MoxaのTurbo Roaming™機能によりハンドオーバーは、バーチャル的にゼロトレランスのレーテンシーを提供することでワイヤレスアプリケーションが要求する100ms未満のハイパフォーマンスシームレスローミングを実行します。100ms未満のハンドオフ、冗長電源入力および-40~75℃の温度で動作するMoxaのWLAN APおよびクライアントは、ワイヤレス通信に必要なハイレベルの信頼性および可用性を提供します。