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技術情報

Moxa

産業用Fieldbus-イーサネットゲートウェイソリューション

  • 2016.04.20
産業用IoTをシンプル化
多数のシリアルデバイス管理の課題

エンジニアはしばしば、イーサネットネットワークに大量のシリアルデバイスを接続する必要があります。しかし、このような大量のネットワーク接続の管理には、非常に時間を費やします。例えば、数百ものデバイスの間で、コンフリクトがなく適切にスレーブID/IPアドレスを割り当てることは特に困難です。

    • 複雑なネットワーク設定
    • 誤った設定によるIDのコンフリクト
    • 固定スレーブIDを使ったデバイス交換
  • 固定IDの変更ができない
    固定IDの変更ができない
  • 大量のデバイスの管理は
    膨大な時間を費やす
    大量のデバイスの管理は膨大な時間を費やす
Modbusのルーティングメカニズムによるシリアルネットワークのセグメント化

スレーブIDルーティングのサポートに加えて、MoxaのMGate 3000シリーズ Modbusプロトコルコンバータは、TCPポートまたはIPアドレスのルーティングによって各シリアルポートをセグメント化することができるという、新しい機能を備えています。物理ポートへのアクセスは、スレーブIDのコンフリクトを回避するため、LPAR(論理分割)メカニズムを使用してマッピングすることができるので、既存のデバイス管理と、ネットワークに新しいデバイスを追加することが、非常に簡単です。MoxaのMGateソリューションを使用する場合、ルーティングメカニズムは、Webベースまたはコンソールベースのユーザインターフェースのいずれかを使い、設定と管理をすることができます。

構成例
ホワイトペーパー:Modbusデバイスを最大限に活用するために必要となるシステム設計の方法
Modbusデバイスを最大限に活用するために必要となるシステム設計の方法

すべての産業用アプリケーションがイーサネットへ移行していることは疑う余地がありません。しかし、ネットワークエンジニアが『all-systems-go』の方向に刻々と近づく前に、いくつかの課題を克服する必要があります。最大の課題は、シリアルデバイスとSCADAホスト間の通信に、なんら障害がないことを保証することです。ソリューションの多くは市場で利用可能であり、特に秘密ではありません。当面の問題は、どのソリューションがネットワークの要件に最適にフィットするかということです。

このホワイトペーパーでは、ModbusサポートデバイスをSCADAシステムに接続する際に生じる4つの課題について紹介しています。また、色々な懸念事項に対処するため、様々なタイプのシナリオに向けたソリューションを提供します。

MGate 3000シリーズ
MGate 3000シリーズ
1、2、4ポート標準 Modbusゲートウェイ
  • Modbusシリアル・ ツー・Modbus TCP変換
  • 最大256 TCPマスタデバイスのアクセス可能
  • デバイスのアクティブポーリング (MB3660)