旅客列車と鉄道駅の安全性を保つことは、公共交通機関にとって重大な課題です。走行中の列車に設置される監視用IPカメラは、従来のCCTVカメラが設置することができない個所にWLANまたは衛星ネットワークを通して接続することにより可能な限りのリモート監視を行うことができます。この高度なソリューションは、安全を守ることにより乗客に安心感を与えることができます。更に、セキュリティIPカメラは、鉄道駅と他の全ての危険が考えられる場所に配備することができます。EN50155は、EMC、衝撃、振動、極端な温度、湿度に関する車両に搭載する電子機器の信頼性を保証する特定の規格です。Moxaの監視IPカメラは、これらの厳しい必要条件を満たすことができる製品です。
EN50155 IPカメラVPort 15は、バスや列車に搭載する際に問題となる連続した振動、湿気、埃に耐えるタフなM12コネクタの採用およびIP66規格構造のEN50155 IPカメラです。-25 ~ 55℃のワイド動作温度設計は、屋外温度の変動に対して対応できます。
カメラをバスや列車の曲った表面および柔らかい材質表面パッドに取り付ける課題を克服するためにMoxaのVPort 15は、安定し頑丈な取り付けを提供するコンパクトな形とサーフェースマウントをサポートする最適な設計がされています。PoE(Power over Ethernet)をサポートしているので電源コンセントが利用できない車両でも迅速かつ容易にインストールができます。
VPort 15は、同時にMPEG4およびMJPEGビデオストリームをサポートしています。そのため圧縮レベル、フレームレート、解像度、フォーマットをコンフィギュレーションすることによって帯域幅の効率と画質の最適化をすることができます。最高30フレーム/毎秒は、VGAの解像度をサポートします。