製品・技術情報
PROFIBUS･ツー・ファイバ メディアコンバータ
- 2014.01.08
産業オートメーションアプリケーションの中でも特に電力オートメーション、石油および天然ガス、およびインテリジェント交通管制（ITS）は、毎日24時間のオペレーションを実行するため、堅牢なリモート管理および制御システムを必要とします。これらのネットワークオペレータは、リモートからリアルタイム管理をすることができる冗長システムおよびハイスピード、長距離を通して信頼性の高いデータ伝送を必要とします。
ICF-1280Iシリーズは、これらの要求に適合します。これらのPROFIBUS・ツー・ファイバコンバータは、マルチモード光ファイバを使用して最大4 kmまたはシングルモード光ファイバを使用して最大45 kmまで通信を拡張します。また、メンテナンスを低減するためにICF-1280Iは、システムオペレータが容易にシングルのコンバータから、すべてのネットワークセグメントの評価、診断またはトラブルシューティングを実行できるファイバ診断機能を備えています。
Moxaソリューション
冗長リングは、送信の信頼性を保証します
ICF-1280IシリーズPROFIBUS・ツー・ファイバコンバータは、エンジニアが冗長リングトポロジにPROFIBUSデバイスを接続するために使用するDIPスイッチを備えています。リングトポロジは、パケットがコンバータに戻り、終了するまでリングの両側に沿ってコンバータからPROFIBUSスレーブデバイスまでパケットを送ります。
この冗長リング構造は、ゼロリカバリタイムによるパケット損失がないことを保証します。一般的なファイバリングトポロジにおいてPLCは、データが失われるまで障害となったファイバセグメントを検出しません。しかし、ICF-1280Iは、接続の両側での通信エラーの検出および問題の原因となっている側（TxまたはRx）を決定するためにファイバリンク監視機能を提供します。通信エラーが発生した場合、赤色LEDステータスインジケータが点灯し、リレイを駆動しアラーム信号を送ります。あるいは、リモートセグメントでファイバの異常が発生した場合、代わりにリモートの異常があることを示すLEDが点滅します。
