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製品・技術情報

電力送電の"ラストマイル"を提供するFeeder Terminal Unit(FTU)オートメーション

カテゴリ パワー&ユーティリティ
製品
1ポートRS-232CまたはRS-232C/422/485 GSM/GPRS IPゲートウェイ
2ポートRS-232CまたはRS-232C/422/485 GSM/GPRS IPゲートウェイ
ロケーション 台湾
アプリケーション FTU監視
顧客のニーズ ソフトウェアの追加および/または費用を回避する一方、R&Dおよびメンテナンスコストを削減するためにFTUとFRTUサイトへのTCP/IP接続を形成すること
プロジェクトの紹介

この設計は、FTUのいずれかが故障した場合に送電網全体の停止を防ぎます。産業用セルラーソリューションは、分散された配置と有線インフラストラクチャの構築と維持が困難なFTUアプリケーションに最も適しています。各FTUとMoxaのOnCell3111(フィーダリモートターミナルユニット=FTRU)ゲートウェイとの接続は、FTUの1つがダウンしたときにはサイトから通知を受け取ることができます。
FRTUは、その後にセルラーネットワークを介して中央のサーバ管理者にメッセージを送信します。このプロセスは、セルラーIPゲートウェイにそれぞれFTUを接続することにより、セルラーネットワークは、このプロセスは、送電網のリカバリタイムを短縮すると同時にデータの監視を一元化することができます。

背景

発電所は、多くの場合、人口密集地から遠く離れた場所に配置されているので電力は高電圧で長距離を渡って送電する必要があります。電力は、発電所から電力変電所に送られ、各サイトでディジタルおよびアナログデータを収集して処理することによりI/Oステータスを監視するフィーダーターミナルユニット(FTU)によってローカルコミュニティに配電される前に低電圧に変圧されます。安全上の懸念から台湾の電力ユーティリティ会社は、送電網をいくつかの地区に分けました。各地区は、フィーダのリモートターミナルユニット(FRTU)によるリングトポロジで接続され自動的に監視される、いくつかの近隣FTUから構成されています。いずれかのFTUが短絡するとフィーダRTUは、他のFTUからその特定FTUをアイソレートする必要があります。

課題
  • TCP/IP通信と統合を可能にするIPベースのソリューションの必要性
  • 監視ネットワークの迅速なリカバリが必要なルフヒーリング(自己治療)技術
何故Moxaが必要?
  • シリアルおよびイーサネットデバイスの両方に接続可能
  • GuaranLink技術により信頼性と一貫性のあるセルラー接続性を保証
ソリューション

各FTUは、常にその地区のローカルフィーダRTUに電力の変動レベルといったパラメータを送信しています。FTUとフィーダRTU間に有線接続を使用する場合、非現実的ばかりかコストがかかりすぎるのでRTUはMoxaのOnCell G3111産業用IPゲートウェイを使いセルラーネットワークを介しRTUに接続するFTUにインストールすることができます。ハイブリッド接続としてGPRSにシリアルインターフェースを接続およびイーサネットをGPRSに接続するためにMoxaのOnCell G3111の能力を利用することによりユーティリティ会社は、新しい有線ネットワークの構築に関わる不便さや費用をかけずにリモートコントロールセンタからすべての地区の送電網を監視することができようになりました。 追加の安全対策として管理者は、送電網の残りの部分を保護するために効果的に問題を切り分け特定のFTUをシャットダウンするためにFRTUにコマンドを発行することができます。電力は、地区にとって重要なサービスであり、即時のリカバリタイムを必要とするのでFTUとFRTU間の通信リンクは、信頼できるものでなければなりません。完全に機能する自己治療ネットワークを提供するためにOnCell G3111は、ゼロデータロスおよびオンデマンドセルラー通信を提供するために常にオンとなる接続を保証するGuaranLinkを装備しています。

利点
  • GuaranLinkは、中断しないセルラー通信の提供と停電時間および障害の範囲を短縮するために自動的にFTU(故障したとき)をアイソレーションすることで電力の信頼性を向上します
  • IPベースセルラーネットワークは、TCP/IPセッティングを再構成する必要のない監視システムを完全に自動化しました