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Moxa

ThingPro Gateway Starter kitでIIoT開発を活性化

  • 2017.12.20
スタートする前に検討すべき重要事項

産業用IoTプロジェクトの設計するに当たり Raspberry Piなどの開発ボードを使用してプロジェクトのアイデアをテストするためには最良の方法です。しかし、設計を現実の産業用ソリューションに移すことを考えた場合、IIoTプロジェクトにコンピュータソリューションを選択するには、これらの重要な点を考慮する必要があります。

ハードウェアの観点
  • ready-to-deployのプラットフォームですか?
  • 必要な産業認証を所有していますか?
  • 厳しい環境に耐えられる設計およびテストがされていますか?
  • 製品の保証期間はどのくらいですか?
ソフトウェアの観点
  • どのようなサービスとサポートが含まれていますか?
  • プラットフォーム最適化サービスは含まれていますか?
  • ユーティリティとコードライブラリは利用可能ですか?
  • パッケージの一部は長期サポートしていますか?

■ 詳細については、下記のホワイトペーパーをご覧下さい。
IIoTに適したコンピュータプラットフォームの選定

MoxaのIIoTゲートウェイソリューションを選択する理由
産業用アプリケーションに必要な証明された信頼性
産業環境においては、極端な温度、ハイレベルの電磁干渉、および恒久的な振動が一般的に存在します。Moxaのready-to-deployのUC-8100エッジコンピュータは、次のような機能があるため、過酷な産業環境においても、信頼性が高く、長期間の運用に耐える設計がされています:
  • 40〜75℃のワイド動作温度モデルの提供(※)
  • ULおよびFCCの認定
  • 産業グレードEMC/EMI/EMSテスト適合
  • 5年間保証
※ 要望により提供可能
リモート通信対応ソリューション
MoxaのlloTゲートウェイソリューションは、フィールドデバイスからクラウドへのデータ転送を容易にするリモート通信機能が組み込まれています。機能は次のとおりです:
  • 2つのイーサネットポートと2つのRS-232C/422/485シリアルポート
  • 4G対応、VerizonおよびAT&T(※)といったメジャーなキャリアによる認証
  • イーサネット・ツー・セルラールーティング機能の組込み
  • Ready-to-use VPN
※ ワイヤレスモジュールは、製品に含まれていません。
データ収集を容易に実現
データ収集タスクを簡素化するためにMoxaのIIoTゲートウェイソリューションには下記の機能を提供するready-to-runデータ収集ソフトウェアThingsPro Suiteが付属しています:
  • ジェネリックModbusおよびMQTTプロトコルサポート
  • 仮想タグサポートによりタグベースのデータ収集が容易
  • 開発を容易にするRESTful/C/Python APIの提供
  • AWS IoT Cloudのための組込みクライアントの付属
IIoTのアイデアを産業グレードソリューションに活かす
IIoT Gateway Starter Kit
MoxaのIIoT Gateway Starter Kitは、実績のある産業用コンピュータソリューションであり、IIoTゲートウェイアプリケーションの開発に不可欠な要素をすべて備えています。MoxaのUC-8100エッジコンピュータとThingsPro Gatewayのデータ収集ソフトウェアがパッケージ化され、ready-to-deployのこのキットは、IIoTアプリケーションのアイデアを実現するためには最適なキットです。
ボックスの内容は?
  • UC-8112-LX エッジコンピュータ(1 GHz ARM プロセッサ、512 MB RAM, 2 LANポート、2 シリアルポート)
  • ThingsPro Gateway ソフトウェア(事前インストール)
  • 電源コードおよびアダプタ
  • シリアルコンソールケーブル
既にRaspberry Piでプロトタイプを開発していますか?
アプリケーションをプロトタイプからマスプロダクションに簡単に移行
アプリケーションをRaspberry PiからMoxaのUC-8100シリーズIIoTゲートウェイに移行する際に役立つテクニカルノートのダウンロード
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