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NRU-52Sは、堅牢で広範な温度範囲に対応したファンレスエッジAIコンピュータで、H.264/H.265ビデオデコーディングおよびリアルタイム推論を必要とするAIベースビデオ解析アプリケーション対象に、21 TOPSを実現します。NVIDIA® Jetson Xavier™ NX システムオンモジュール (SOM) を搭載し、6コア ARM CPUおよび384 CUDAコア、48 Tensorコア、2 NVDLA (NVIDIA® ディープラーニングアクセラレータ) を備えたNVIDIA® Volta GPUで構成されています。

NRU-52Sは消費電力わずか15WのNVIDIA® Jetson Xavier™ NXを搭載し、最大44ストリームの1080pビデオを30 FPSでデコード可能で、また、21 TOPSの推論性能を提供します。低消費電力により、NRU-52Sはロボット、車両、鉄道車両といった、電源に制約のあるアプリケーションに理想的です。また、Neousysの産業グレードの放熱設計により、NRU-52Sは道路脇、建設現場、農業、埃っぽい工場など、ファンレスで幅広い温度での動作が求められるエッジ展開に理想的です。

NRU-52Sは4つのIEEE 802.3bt PoE++ポートを備え、各ポートは最大90WをIPカメラまたはPTZスピードドームカメラに供給することが可能で、AIベース検出、追跡、認識アプリケーションに対応します。また、NRU-52SはNVMeストレージ、Wi-Fi、GNSS、V2Xモジュールを搭載可能なmPCIeソケット2基、4G LTEまたは5G NRモジュールを搭載可能な専用パッシブ放熱デザインのM.2 B keyスロット1基、およびモバイルブロードバンド用のアンテナホール5箇所を備えており、柔軟な拡張が可能です。また、外部デバイスに対応するハードウェア設定可能なRS-232C/RS422/RS485、1 GPS PPS入力、3-CH絶縁DI、4-CH絶縁DO を搭載しています。

PoE++接続、21 TOPS推論性能と各種NVIDIA® AI JetPackツールキットを統合したNRU-52Sは、自律走行マシン、セキュリティ警報、警察向けシステム、V2Xアプリケーションといったリアルタイムビデオ解析を対象とした応用への可能性をさらに広げます。-25℃～70℃でのファンレス動作、ワイドレンジDC入力、イグニッション制御、4G/ 5G接続性能を備えており、屋内/固定設置のみならず過酷な環境でのエッジ展開にも理想的です。