製品・技術情報
IEC 61850を活用して変電所のインテリジェント化を実現
- 2016.11.21
変電所改修における共通課題
- 課題
- 既存システムは、異なる時期や場所で開発されたものかもしれませんので、らがしーデバイスを単一システムに移行することは簡単ではありません。
- 主な懸案事項
- 課題 1: 既存のデバイスが様々なプロトコルをサポートしている。
課題 2: システムが、異なる時刻同期プロトコルを使用している。
ソリューション
レガシーデバイスを単一システムに改修するための豊富なポートフォリオ
多くの既存変電所システムは異なる時期や場所で開発されているため、レガシーデバイスを単一システムへ移行すると多くの問題を引き起こすことがあります。従来のハードウェアをオートメーション化したインテリジェントIEC 61850変電所に簡単に改修する際、複雑なプロトコル変換を取り扱う場合は特に大きな課題となります。
Moxaは、多種多様なプロトコルを使用するレガシーデバイスをIEC 61850バックボーンに接続する様々な製品を提供します。
- 標準的な産業プロトコルのためのプロトコルゲートウェイ
- 独自のプロトコルのための透過なシリアル・ツー・イーサネット デバイスサーバ
- 他のカスタマイズされたプロトコルのためのファンレス組込オープンコンピュータプラットフォーム
Moxaのシリアル・ツー・イーサネット ソリューションは、レガシーのIED（Intelligent Electronic Devices）および他のシリアル通信デバイスをイーサネット ネットワークに接続できます。このアプローチによりデバイスの製品寿命を延長することに役立ち、さらにスマートグリッドに対応する通信システムにアップグレードするために必要なコストを大幅に削減できます。
時刻同期プロトコルの混在
IRIG-BとIEEE 1588をサポート
