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製品・技術情報

鉄道車両、鉄道アプリケーション用組込コンピュータ

  • 2010.09.22

車両オペレーションにおいて、コンスタントの振動と衝撃は当然の問題です。その中でも、コンピュータに使用する記憶装置の耐震および耐衝撃は、特に重要な課題です。振動と衝撃の影響を減少させるために、いくつかのコンピュータは、CompactFlash、SDまたはDOMディスクといったソリッドステートメモリオプションを使用します。しかし、従来のハードディスクドライブは、より大きい記憶容量を必要とする要望に応えることができます。しかし、その選択にあたっての課題は、振動および衝撃に対する対策にあります。

レバー、非対称のバランスおよび制振材の科学的原理を理解することによって、Moxaはハードディスクの特定の物理的な特性を考慮に入れた、革新的なソリューションを考え付きました。新技術は、振動を吸収してバランスを維持するために、ハードディスクの周りにブラケットを配置することにより、ハードディスクが過剰な振動と衝撃の影響を受けないようにしました。EN50155認証は、コンピュータが走行車両上で優れた運用を確実にする、重要なベンチマークです。この規格は、走行する列車上で、コンピュータが確実に安定して動作するためのテストおよび立証の確認が行えます。

EN50155認証は、車両や鉄道アプリケーションで使われる電子機器のオペレーション、デザイン、建設や試験をするための基準のことを言います。Moxaの鉄道シリーズコンピュータはEN50155認証を取得しており、例えば様々な電圧、電気妨害や供給転換などの、多様な電力供給状況の下で信頼できるパフォーマンスを確実にするためのテストを受けており、振動、衝撃、温度バリエーションを含む、厳しい環境に耐えることができます。