ioPAC8020は、5または9 I/Oスロットを備えたDINレールマウント堅牢なモジュラーRTUコントローラです。I/Oモジュールの幅広い選択が可能でありまた、特に鉄道車両のような激しい振動に耐える設計がされています。このRTUは、アルミシャーシのバンダル保護、耐振動ワイヤーコンタクトのスプリングタイプターミナルブロック、および激しい振動に耐えて常時接続を保証するM12コネクタ用を備えています。
ioPAC RTUコントローラは、複数のioPAC RTUコントローラを便利にカスケード接続するデイジーチェーン構成ができる2ポートイーサネットスイッチをビルトインしています。また、パワーオフ・バイパスメカニズムを備えているのでioPAC RTUコントローラは、1つのRTUが故障したときもシームレスなデータ伝送を維持することができます。
ioPAC 8020は、Linux/GNUプログラミングプラットフォームからプログラムを作成するためにユーザに必要とされる柔軟性のある設計がされています。オープンCプラットフォームの主な利点は、I/Oコントロール、警報、SCADA/DBシステムを使い相互運用性およびネットワーク通信のコントロール改善を含むプログラミングのオーバーヘッドを低減することによりユーザがインストールおよび構成時間を削減することを支援する開発toolchainが組み込まれています。
このオープンプログラミングプラットフォームを使いユーザは、SCADA通信をスピードアップするためにRAS?APIを通してMoxa特許の"Push"技術を使用することができます。標準化されたOPCクライアント/サーバアーキテクチャに加えた新しい"Push"ベースのOPCサーバ技術は、現在、イーサネットベースのデータ収集およびSCADAアプリケーションに利用されています。