IBS Japan

バイタルおよび非バイタルネットワーク分離のためのLayer 3沿線イーサネットスイッチ

鉄道通信ネットワークは、重要なデータ伝送の潜在的干渉を避けるためのソリューションを必要とします。例えば、ウイルス感染とブロードキャストストームが発生した場合、ネットワーク上の通信のすべてをシャットダウンするために鉄道オペレーションは、停止してしまいます。MoxaのICSおよびIKSシリーズのソリューションは、沿線アプリケーションのために特別に設計されたイーサネットスイッチです。これらのスイッチは、EN-50121-4準拠で-40～75℃の極端な温度環境で動作することができます。IKS-G6824 Layer 3イーサネットスイッチは、大規模なネットワークを分離する際に特に役立ちます。

沿線ネットワークマネージメントを容易する産業グレードNMS

NMS（ネットワークマネージメントソフトウェア）は、ネットワークデバイスの管理および監視のために非常に重要なツールです。沿線の通信ネットワークは、イーサネットスイッチ、ターミナルサーバおよびインターロッキングコントローラといった他のネットワークデバイスが含まれます。MXviewは、企業のオフィスネットワークと異なり特に産業および鉄道通信ネットワークのニーズを完全に満たすMoxa独自の産業用NMSです。その機能のポートフォリオは、以下の要件をすべて満たしています。

• LLDPを通して自動的にトポロジーの発見
• リアルタイムリンクステータスおよびトラフィック統計
• SNMPトラップまたはSNMP Informを通してリアルタイム警報
• ネットワークリポーティング機能
• 大規模ネットワーク『2000ノード』サポート
• 鉄道ネットワークで使用するデバイスの多様な範囲を表示（MIBコンパイラを通して）
• バーチャルLANの可視化

大規模ネットワークのための高速の自己治療機能性を使用した信頼性の優れたファイババックボーン

鉄道輸送ネットワークの中の鉄道駅やデポは、物理的に広範囲なエリアに展開されています。駅間やデポ間の距離は、数100mから数Kmにわたるため沿線データパケットは、長距離の通信を必要とします。 MoxaのワイドポートフォリオのラックマウントPT-7000、IKS-6000シリーズ、DINレールマウントEDS-400A、500Aおよび600シリーズを含むイーサネットスイッチのすべてがマルチモード、シングルモードおよび長距離設計のファイバポートを備えています。また、これらのスイッチは、大規模なネットワークにおいて優れたコンバージェンスタイムを提供する幹線の信号機システムおよび制御通信に必要とする独自の強化されたリングネットワーク技術であるMoxaのTurbo Ring™ ネットワーク冗長技術をサポートしています。これは最大250ノードの大規模ネットワークであっても20 ms未満のネットワークリカバリを実現することができます。
さらに、Moxaは、イーサネットスイッチに必要な優れた補足となるIMC-101およびPTC-101シリーズ光ファイバ･ツー・イーサネットコンバータを提供します。これらの完全なソリューションは、堅牢かつ-40から75/85℃のワイド動作温度および高いEMC/EMI耐性をサポートします。新しいPTC-101-M12イーサネット・ツー・ファイバメディアコンバータは、10/100BaseT(X)から 100BaseFXをコンバージョンします。このモデルは光ファイバポートでSC/STコネクタおよびイーサネットにおいてM12コネクタを使い信頼性の高い通信リンクを提供します。PTC-101-M12は、EN 50121-4に準拠するので激しい振動のある沿線の鉄道環境のアプリケーションに優れた機能を発揮します。

弾力性および柔軟性のあるネットワーク拡張を可能にするTurbo Chain

ネットワークが一旦最終的に鉄道オペレーションのすべての必要条件を満たすと厳しい中断なしに拡張することが難しくなります。MoxaのTurbo Chain技術は、補足的なソリューションを提供する冗長性に妥協がなく既存のネットワークとシームレスな統合と相互運用性があるネットワーク拡張が容易にできる補足的なソリューションを提供するTurbo Ringを進展したものです。Turbo Chainは、SONET/SDHテレコムネットワークまたはOCC(オペレーションコントロールセンターー)および大規模のヤードにおいて一般的であるRSTP/STPネットワークといったネットワークアーキテクチャでも動作します。
優れた機能を備えたMoxaのTurbo Chainは、既存のネットワークに接続して拡張することができます。一方、ネットワークノードまたはリンクが落ちたとき強力なコンバージェンスタイムを引き続き保持します。

レガシーデバイスとの強固な接続性

鉄道ネットワークが新しい、信頼性の高い、より便利な通信技術を取り入れてもインターロッキングコントローラ、車軸カウンタ、スイッチャブルバリスといったレガシーデバイスとの接続を必要とします。これらのデバイスは、通常、RS-232CまたはRS-422/485通信インターフェース、設定またはデータ伝送目的のために使います。MoxaのNPortのIA5000AIシリーズシリアルデバイスサーバは、1、2、または4の絶縁されたシリアルポートを備え厳しい動作環境に必要な-40から75℃のワイド温度をサポートします。NPort S8000シリーズは、4つの絶縁したシリアルポートおよび5/8イーサネットポートを備えた特別に設計されたターミナルサーバです。これらは、ターミナルサーバとしてTurbo Ring、Turbo Chain、LLDPおよびより高いネットワークの可用性と優れた管理を目的としたVLANをサポートするマネージド機能を備えています。最新のNPort5000AI-M12は、動作温度、電源の入力電圧、サージ、ESD、振動をカバーするEN50121-4およびEN50155の重要なセクションに準拠しているので高レベルの振動が存在する動作環境の車両および沿線アプリケーションに適しています。