TN-5816およびTN-5818は、複数のサブネットの統合を簡素化するLayer 3スイッチング機能をサポートします。各列車編成は、IPアドレスが衝突することなく、同一デバイスのIPを使い大量の設定が可能となります。Layer 3スイッチは、それぞれの構成をサブネットに分割しデータや情報は、その間を流れることが可能です。
より多くのシステムがオンボードイーサネットネットワーク上にコンバージングされていますが、これらのシステムのいくつかは 多くの帯域幅を消費します。Moxaのイーサネットスイッチは、今日と明日のアプリケーションをサポートするために必要な十分な帯域幅を提供することができるギガビットスピードを供給します。
すべてのアプリケーションは、Moxaの鉄道シリーズToughNetのPoE機能のメリットを受けることができます。ネットワーク構築者は、電力ネットワークに接続されたデバイスにPower-over-Ethernet 技術の利点を利用して電源配線が困難な場所やフィールド配線を簡素化およびインストレーションコストを低減させることができます。
Moxaのすべてのマネージドイーサネットスイッチは、ネットワーク障害によるダウンタイムを最小限に抑えるために20 ms 未満(250のイーサネットスイッチ全負荷時)の超高速障害リカバリ機能を備えたTurbo Ring™をサポートしています。ネットワーク内のパスに障害が発生した場合、システムは、20 ms未満で通常の通信に復帰します。
ネットワークの可用性に加えて高い信頼性と効率がオンボードCCTVシステムの重要なファクタとなります。 MoxaのEN 50155マネージドイーサネットスイッチは、インターコンシストネットワークの冗長性に優れたダイナミック・リングカップリング技術を備えています。列車車両の順序が変更される場合、ダイナミック・リングカップリングを検出し、自動的にネットワークを再構成します。この技術は、構成時間と潜在的な人為的ミスを削減させることができるのでシステムは、毎日のオペレーションの高い信頼性と効率性を実現することができます。
注: ダイナミック・リングカップリングは、カスタムプロジェクトで利用が可能です。
リニア・トポロジにおいてアップストリームリンクのどれかに障害が発生するとダウンストリームリンクも同様に障害となります。ネットワークが相互接続された鉄道通信システムにおいてこのような障害が発生すると大混乱を引き起こします。このような障害を防ぐためにMoxaのTN-5510/5518シリーズは、バイパスリレイ機能を備えた2つのオプショナルのギガビットイーサネットポートを提供します。イーサネットスイッチの1台が電源障害に陥るとポートは、リレイ回路によりバイパスして伝送ラインが引き続きシステムオペレーションを保証するために自動的に相互接続します。
Layer 3 | Layer 2 | ||
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ギガビットイーサネット | ギガビットイーサネット | ||
マネージド | マネージド | ||
TN-5816/5818 シリーズEN 50155 16/16+2Gポート layer 3ギガビットマネージドイーサネットスイッチ |
TN-5518 シリーズEN 50155 16+2Gポートマネージドイーサネットスイッチ |
TN-5510-2GLSX-ODC シリーズEN 50155 8 FE M12+2 GbEファイバQ-ODC ポートL2マネージドイーサネットスイッチ |
PT-7828 シリーズIEC 61850-3 / EN 50155 24+4Gポート Layer 3ギガビットモジュラマネージドイーサネットスイッチ |
Layer 2 | ||||
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ファストイーサネット | Power-over-Ethernet | |||
マネージド | アンマネージド | マネージド | アンマネージド | |
TN-5508 シリーズEN 50155 8ポートマネージドイーサネットスイッチ |
TN-5308 シリーズEN 50155 8ポートアンマネージドイーサネットスイッチ |
TN-5524-8PoE
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TN-5508-4PoE
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TN-5308-4/8PoE
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