1. ホーム
  2. 製品・技術情報
  3. 鉄道ソリューション

製品・技術情報

鉄道ソリューション

海外の鉄道入札に使える次世代スマート鉄道を支える最新の鉄道技術

  • 2013.10.08

産業用ワイヤレスAP/ブリッジ/クライアント

  • 50 ms未満のTurbo Roaming保証、中断のない列車と地上間の通信リンク
  • ACC (車両間自動接続)による自動インターキャリッジワイヤレスリンクの実現
  • 802.11nによる最適なスループットおよび帯域幅の実現
  • 堅牢なM12コネクタの採用による振動に耐える接続性
  • マルチ冗長機能による信頼性の高いネットワーク接続
製品紹介
ライトレール(軽量軌道)および地下鉄システムに必要な50 ms未満のハンドオフ

高速列車のシームレスなローミングを実現するには、Moxaの独自のTurbo Roaming 技術が集中的にセキュリティ管理を提供するワイヤレスアクセスコントローラ(WAC)により可能となります。別のAPにローミングする場合、クライアントは、再認証プロセスをバイパスするWACにより事前に認証することでスイッチオーバータイムを50 msに短縮することができます。WPA、WPA2および802.11iによる高規格のセキュリティは、セキュアなネットワークアクセスを保証するために提供されています。

インターキャリッジAPの自動接続およびディスコネクト

鉄道運行の環境に特化し設計されたMoxa独自のACC(車両間自動接続)技術は、車両編成のあらゆる変更に柔軟に対応します。WDSと異なり、ACCは手動ではなく自動で新しいワイヤレスブリッジを構築し、また同時にWPAやWPA2により高いネットワークセキュリティを維持します。この技術のおかげでオペレータは、各APの設定を1度行うだけで済み、車両編成が変わるたびに毎回手動でAPデバイスを再設定する必要がありません。更に、2つの車両が実際に連結されリンクをされるべきかどうかを確認するための"タイムアウト時間"が設けられており、不必要なAP接続を防ぎます。このようにACCを利用することで、現場の労力や人的エラーを大幅に削減することができます。

関連ページ 「ワイヤレス鉄道ネットワーキングソリューション」

802.11nで高スループット要件をクリア

列車で使用される高密度メディアストリーミングアプリケーションの高いスループット要件を満たすため、802.11n AWK-3131-RTC製品にもACCが実装されています。Moxaの802.11nソリューションは、最大帯域幅300Mbpsをサポートし更に、MIMO信号パスと40MHzチャネルボンディングとを組み合わせ最適化することで長距離でもリンクの拡張を確実に行うことができます。

堅牢な耐振動型M12コネクタ接続

Moxaでは最も苛酷な鉄道環境で発生する絶え間ない振動や高度の衝撃にも耐えられるM12コネクタ接続の製品を提供しています。

製品
AWK-3131-RCCシリーズ

IEEE 802.11a/b/g/n
ワイヤレスAP/ブリッジ/クライアント

AWK-RTC シリーズ

EN 50155オンボードネットワーク用IEEE 802.11a/b/g/n
ワイヤレスAP/ブリッジ/クライアント

AWK-RTG シリーズ

EN 50155列車と地上間ネットワーク用IEEE 802.11a/b/g/n
ワイヤレスAP/ブリッジ/クライアント