【Moxa】 Moxaのインテリジェントプラットフォームを使いデータ収集およびデバイスマネージメントのためのIIoT開発を強化

技術情報

Moxa

Moxaのインテリジェントプラットフォームを使いデータ収集およびデバイスマネージメントのためのIIoT開発を強化

2017.08.29

多くのシステム事業者やエンジニアにとってInternet of Things（IIoT）の最大の課題は、オペレーショナルテクノロジ（OT）ベースのデバイスからITベースのクラウドサービスへの信頼性が高いデータ転送とセキュアなアクセスを実現するためにインターネットを介してIIoTデバイスにセキュアにアクセスにすることです。Moxaは、大規模なIIoTの導入を簡素化するためにデータ収集とリモートデバイスマネージメントのために設計されたソフトウェアプラットフォームのThingsPro™Suite 2を提供します。
ThingsPro Suiteは、Amazon Web Services（AWS）などのIIoTクラウドサービスに対してready-to-runのModbusポーリングエンジンおよびクライアントインターフェースを提供することによりフィールドデバイスをクラウドと迅速な統合を可能にします。ゲートウェイとサーバのツールを備えたThingsPro Suiteは、easy-to-useのWebベースのグラフィカルユーザインターフェースを通じて、ローカルのSCADAまたはクラウド上のサービスやアプリケーションを使ってフィールドデバイスを簡単に導入、管理、統合することができます。更に、ThingsProは、カスタムアプリケーションを構築する便利な方法を提供するMQTTプロトコルとRESTful APIをサポートしているためIIoTプロジェクトの範囲を拡大することができます。

ThingsPro Gatewayを使い容易にデータ収集を実現

独自のデータ収集および資産管理ソフトウェアプログラムを開発するユーザのためにThingsPro Gatewayは、ゲートウェイ上に追加のプログラミングを必要とせずにフィールドデータをリモートデータベースに直接転送する機能を提供します。ThingsPro GatewayにはジェネリックなModbusプロトコルのサポートが含まれているためユーザは、簡単にプロトコルポーリングテーブルの設定およびデータをバックエンドデータベースにアップロードできます。また、ThingsPro Gatewayは、4Gコネクティビティ、VPN、およびファイアウォールのサポートを備えたネットワーク対応プラットフォームであるためフィールドデバイスをWAN（Wide Area Network）に簡単に接続できます。更に、ThingsProは、IoTで認識されたMQTTプロトコルを通信バックボーンとして活用し、クラウド上のITアプリケーションおよびデータベースと通信します。ThingsProを使用することによりユーザは、フィールドからクラウドへのデータの取得および転送方法を心配することなく、アプリケーション開発に集中することができます。

ThingsPro Serverによるリモートデバイスマネージメント

フィールドに展開されたゲートウェイと接続されたデバイスをリモートで管理するための便利な方法が必要となるでしょう。ThingsPro server は、デバイスマネージメントのためのソフトウェアサービスでありAmazon Web Services (AWS)などの一般的なクラウドサービスプロバイダでホストすることができます。ThingsPro Serverは、ThingsPro Gatewaysを見つけ、管理するためのマップビューを提供します。また、必要に応じて、または定義したスケジュールに従いリモートのファームウェアのアップグレード、設定変更、またはユーザアプリケーションのアップグレードを実行するためにThingsPro Serverを使用することができます。