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Moxaは、OPC UA Publisherモジュールを搭載した産業用グレードのIoTゲートウェイのMC-1121シリーズを開発するために、MicrosoftとOPC Foundationとパートナーシップを締結しました。Windows 10 IoTとOPC UA Publisherを使用することで、ダッシュボードを通して分析と監視にフィールド側デバイスからデータをクラウドに安全かつ確実に取得するための苦労の要らない方法を提供します。MC-1121は、プロジェクトのためにシステムインテグレータにスケーラブルで柔軟性のあるソリューションを提供するだけでなく、新たな機会とビジネスモデルを広げます。

進化するOPC UAと一丸となって

OTとITの世界を結びつける方法として長い間使用されてきたOPC UAは、異なるプロトコルを使用する多くのデバイスとシステムが互いに通信する必要のある産業用Internet of Things(IIoT)にとって重要な技術です。もともと、OPC UAは、クライアント/サーバモデルに取り組んでいましたが、複数のサイトにまたがって相互接続する必要のある、数百または数千のデバイスを扱う場合、よりスケーラブルなソリューションが必要でした。これにより、publisher/subscriberモデルが採用され、スケーラビリティと復元力が向上したより合理化された通信が可能になりました。

Moxaは、OPC UAの機能を採用するため、OPC FoundationとMicrosoftと緊密に協力してきました。 Moxaのハードウェアは、Windows 10 IoTテストに使用され、OPC UA Starter Kitは、Moxa、Microsoft、および OPC Foundationのコラボレーションとしてアセンブルされています。Moxaは、台北の2017 IoT Expoでライブデモを開催し、温度、クーラントオイルレベル、他の信号といった、さまざまなデバイスやセンサからデータを収集して、Windows 10 IoTのOPC UA Publisherモジュールを使用してクラウド内のMicrosoft Azure に送信することがいかに簡単かをデモしました。

Microsoft IoT Innovation Center PMのCathy Yehは、「産業用IoTプロジェクトは複雑で、多くの機器、デバイス、資産、センサの接続が必要でした。しかし、Microsoftは、ビルトインAzure IoTコネクティビティを利用することでネットワークシステムの展開を加速し単純化する重要な戦略的ソリューションパートナーとして、Moxaと協力することになった」と、述べています。

Moxaとの融合

MoxaのMC-1121シリーズIIoTゲートウェイは、MicrosoftのOPC UA Publisherモジュールのサポートの提供により、データをAzure IoT Hubにデータを簡単に取り込むことができます。これらの IIoT ゲートウェイには、イーサネット、シリアルおよびI/Oデバイスに接続するためのさまざまなインターフェースが含まれ、Microsoftの接続されたDevice Studioと組み合わせて使用することができます。これにより、小規模から中規模の展開のための理想的なall-in-oneソリューションの実現、または容易にクラウドへの大規模展開の接続することができます。

「OPC UA技術を活用したMoxaゲートウェイは、すべての業界およびIT業界の制御システム間の情報統合に対応するために必要な鍵となるソリューションを提供します。エンドユーザは、安全で信頼性の高い情報統合のコネクティビティを求めています。また、Moxa製品は、実際にクラウドとエッジとの接続を容易にするする完全なソリューションを提供する」と、OPC FoundationのPresident、Thomas J Burkeは述べています。

「産業用Internet of Thingsは、その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や社会全体の価値観などが、革命的に、もしくは劇的に変化するパラダイムシフトであり、デバイスのステータスやデータを、リアルタイムおよびカスタマイズ製品のオンデマンド生産を見せるダッシュボードなどの新しい機能を企業に提供します。これには、IIoT アプリケーションをサポートするために、以前よりもはるかに多くのネットワークインフラストラクチャが必要とされます。さらに、即ち、信頼性が高く、セキュリティが強化され、リアルタイムオペレーションをサポートすることができる必要があります。Moxaのコミットメントする、多様で信頼性の高いエッジ・ツー・クラウドコネクティビティソリューションは、OPC UA protocolを使用してデバイスをMicrosoftのAzure IoT Hubにブリッジするために必要なコネクティビティを提供することでIIoTの潜在的な可能性を最大限に引き出すことができる」と、Bee Lee(Moxa/President of Global Sales and Marketing)は述べています。

Microsoft Azure Certified for IoT、クワッドコア ファンレス DINレール オートメーションコンピュータ

MoxaのMC-1100シリーズ　DINレール、ファンレス、x86組み込みコンピュータは、Intel® Atom™ E3800シリーズプロセッサベース、最大のコネクティビティを実現する最も信頼性の高いI/O設計、ワイヤレスモジュール(WiFi/3G/LTE) を備え、さまざまな通信アプリケーションに適しています。

MC-1100シリーズは、Microsoft Azure Certified for IoT です。Microsoftのリファレンスコンフィギュレーションを利用して産業用IoTアプリケーションに対するMicrosoft Azure IoTサービスで動作するためのテストがされています。

製品情報（MC-1100シリーズ）