産業用ネットワークソリューション / 鉄道 / OTセキュリティ / 製造業

ネットワークの可視化で産業用システムの可用性を向上
ネットワーク管理が重要な理由
制御エンジニアにとってのメインタスクはシステムの可用性を確保することですが、ネットワークの状態に焦点を当てずに進めてしまうことが多々あります。IIoTがますます多くのデバイスを接続するのに役立っていても、残念ながらネットワークの複雑さを増大させ、新しいセキュリティリスクが発生するなかで、これは問題になっています。ネットワークの可視性がないと、問題の根本的な原因を特定するのは非常に困難です。制御エンジニアは、システムを正常な状態に戻すために試行錯誤を繰り返さなければならないことが多く、時間がかかり面倒です。
もし、制御エンジニアがネットワークステータスを明確に把握でき、ネットワークダウンタイムの根本的な原因をすばやく特定できるとしたら、どうでしょうか。
Moxaの産業用ネットワーク管理ソフトウェアは、ネットワークオペレーターが、ネットワーク運用、保守、診断を通じてより多くの情報に基づいた決定を行うことができる運用技術 (OT) の可視性を提供します。さらに、MXviewはMXview Wirelessモジュールをサポートし、Wi-Fiネットワークにもこの可視性を拡張しました。ダイナミックトポロジーによる一目でわかるモニタリングと、ローミング再生による効率的なトラブルシューティングを実現します。MXviewの詳細をご覧になりたい方は、試用版をダウンロードして実際に体験してください。
産業用ネットワークを完全に可視化する新機能
産業用ネットワークの可視化
- MXviewにより産業用ネットワークを可視化
ネットワーク上のデバイスをスキャンした後、MXviewのトポロジービューはデバイス間の接続を自動的に描画することができるため、ネットワークトポロジーの描画に必要な時間が大幅に短縮され、ネットワーク監視の精度が向上します。
見えないものを見える化する
- AGVシステムの無線接続の稼働率を最大化する方法
MXview Wirelessは、MoxaのAWKワイヤレスデバイス間の接続を可視化するMXviewのアドオンモジュールです。ワイヤレスネットワークの状態を把握できるように、統合されたデバイスダッシュボード、ダイナミックトポロジー、アニメーション再生機能を使用したトラブルシューティング機能を備えています。詳しくは、動画、もしくは技術情報「見えないものを見える化 ~AGVおよびAS/RSシステムのワイヤレスネットワークを可視化する」をご覧ください。
- 技術情報を見る
通知を設定してネットワークステータスを常に把握する
- MXviewによる通知と設定のバックアップの設定
MXviewでは、電子メール、Microsoft Teams、Slackなど、さまざまな通知方法を提供しています。最も便利な方法を選択して、問題が発生したらすぐに対処することができます。また、デバイスの設定をバックアップすることもできます。
MXviewをシステムや Webアプリケーションに統合する
- MXviewをシステムに統合する方法
MXviewを他のシステムに統合する方法は2つあります。コーディングを必要とせず、ウィジェットをシステムに組み込む方法と、RESTful APIをデプロイして、他のシステムやWebアプリケーションでMXviewに情報を統合できるようにする方法です。
Moxaのネットワーク管理ソフトウェアがサポートします
- システム稼働時間を最大化
MXviewネットワーク管理ソフトウェアは、イベントがネットワーク上で発生したときにリアルタイムアラートを提供し、Nsnapは、オペレーターがネットワーク上で発生した問題の根本的な原因をすばやく特定できるようにスナップショットを取得します。
- ネットワークステータスの可視化
MXviewの新しいインターフェースは、OPC DAタグやRESTful APIを介して、ネットワーク管理ソフトウェアをSCADAなどの既存システムに簡単に統合できるようにします。
- デバイスセキュリティの管理
MXviewとMXconfigは、デバイスのセキュリティを強化するための可視性と制御を提供します。 ユーザーはデバイスのセキュリティステータスを一目で確認でき、デバイスのセキュリティをすばやく強化できます。
MXstudioが選ばれる理由
鉄道業界に関する事例

- 鉄道ネットワークのリアルタイムネットワーク可視性
ある高速鉄道事業者は、高いネットワーク可用性を確保するために、運用管理センターと複数の鉄道駅間のデータ伝送用にファイバーイーサネットバックボーンを構築しました。 そして、大規模ネットワークを効率的に管理するために、Moxaの産業用ネットワーク管理ソフトウェアを採用し、オートメーションエンジニアが詳細なデバイス情報をすばやく表示できるようにしました。 さらに、この管理ソフトウェアを使用することで、機器のラックの中から特定のデバイスをすばやく識別し、メンテナンスの実行に必要な時間とダウンタイムを最小限に抑えることができました。
- 詳細を見る
製造業に関する事例

- 産業用ネットワークとエンタープライズネットワークの統合
某通信機器メーカーは、業務効率を高めるために自社の産業用ネットワークとエンタープライズネットワークを統合したいと考えていました。 そのためには、ITエンジニアはエンタープライズネットワークと製造ネットワークの両方を同時に管理する必要がありました。 そこで、RESTful APIを提供するMXviewを選択しました。これにより、ITエンジニアは単一のモニターから両方のネットワークを監視することができました。 さらに、Moxaの復旧時間の短い工業用グレードのデバイスを導入することで、自社の工業用ネットワークの信頼性も向上しました。
上下水道システムに関する事例

- 数回のクリックだけでネットワークデバイスのセキュリティを強化
ヨーロッパのある都市では、上下水道システムが大部分に広がっており、産業用ネットワークから監視できるようになっていました。地方自治体は、インフラを安全に保つため、ネットワークのセキュリティを強化したいと考えていました。プロジェクトの迅速な実施が求められましたが、プラントマネージャーはネットワークセキュリティの専門家ではなかったため、短期間で十分なネットワークセキュリティを確保することは困難でした。MXviewのSecurity Viewは、プラントマネージャーがネットワークセキュリティの状態を可視化する方法を提供する理想的なソリューションでした。ネットワークを可視化することで、プラントマネージャーはセキュリティ機能の追加が必要なネットワーク部分にリソースを集中させることができました。さらに、MXconfig Security Wizardにより、プラントマネージャーが重要なセキュリティパラメーターを特定するのに役立ちました。この情報は制御エンジニアに伝えられ、デバイスの構成が業界標準に適合していることを迅速に確認することができました。
インテリジェント交通システムに関する事例

- より安全で効率的なランカスター市の今日と明日
COVID-19の感染拡大を抑えるため、多くの国や都市、地域社会がウイルスの拡散を抑えるための安全措置をとっています。しかし、都市が基本的な業務を維持するためには、重要な交通機関は運行を続けなければなりません。たとえば、医療従事者は、医療現場に向かう必要があります。
新しいファイバーインフラで接続された交通管理センター (TMC) により、ランカスター市は貴重なデータにアクセスできるようになり、技術者を派遣して問題を確認・解決する必要なく、運行を監視して、リモートで問題に対処することができるようになったのです。- 詳細を見る
カタログ - ケーススタディ:3つの導入事例からみる、Mxstudioがお客様に選ばれる理由

- 3つの導入事例からみる、Mxstudioがお客様に選ばれる理由
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- 鉄道業界の事例:鉄道ネットワークのリアルタイムネットワーク可視性
- 製造業の事例:産業用ネットワークとエンタープライズネットワークの統合
- 上下水道システムの事例:数回のクリックだけでネットワークデバイスのセキュリティを強化
- ダウンロード
さらに詳しく
- MXstudio
- - ネットワーク管理スイート -
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- ネットワークライフサイクルの設置、運用、保守、診断のためのオールインワンツールセット
- MXconfig、MXview、N-Snapにより、産業用ネットワーク管理を簡単かつ迅速に行うことができます。
- MXview Oneシリーズ
- - ネットワーク管理ソフトウェア -
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- 最大10サイト、最大20,000ノードを管理可能
- WebウィジェットとRESTful APIインターフェースを使用して、サードパーティ製アプリケーションに簡単に統合可能
- ネットワークダッシュボードでネットワークステータスを確認可能
- アドオンモジュール「MXview Wireless」により、ワイヤレス接続を可視化
- MXconfig
- - ネットワーク設定ツール -
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- 1つずつ導入するよりも10倍高速に設定可能 (100台のスイッチを使用時)
- リンクシーケンス検出で、手動による設定ミスを排除
- セキュリティウィザードにより、ネットワークデバイスのセキュリティ設定管理を簡素化