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IEC 62443-3-3準拠に向けた強靭なネットワークセキュリティ基盤の構築

IIoTの進化はサイバーセキュリティの状況を大きく変え、産業用制御システム (ICS) 設計者にはまったく新しい課題が突きつけられています。このホワイトペーパーでは、ICSに対してIEC 62443-3-3への準拠を実現するための基盤となる、レジリエント (強靭) でセキュアなネットワークの構築に必要な方法を詳しくご紹介いたします。

■ 複数のシステムコンポーネントを産業用オートメーションおよび制御システム(IACS)に統合するための指針となるフレームワークを提供する規格「IEC 62443-3-3」

IEC 62443-3-3は、ベンダーの製品機能と、インテグレーターによるそれらの製品の実装との間のギャップを埋め、あらかじめ定義されたシステム全体のセキュリティ目標を達成するために必要な要件を規定しています。
また、7つの基本要件 (FR) が定義されており、それぞれ別の追加条件と関連付けられています。

FRの概要とその主な目的
  • FR 1:識別と認証
    すべてのユーザー(人間、ソフトウェアプロセス、またはデバイス)に対し、アクセスを許可する前に確実に識別および認証が行われるようにする。
  • FR 2:アクセス制御
    ユーザーが許可された操作のみを行えるように権限を制限することで、時間が経つにつれて不要な権限がどんどん増えてしまう「特権クリープ」を防ぐ。
  • FR 3:システムの完全性
    ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアに対する改ざん(不正な変更)からIACSを保護する。
  • FR 4:データの機密性
    通信チャネル(経路)やデータストレージにおいて、機密情報を不正な開示から保護する。
  • FR 5:データフローの制限
    ネットワークをゾーンとコンジットに分割し、サイバー攻撃がシステム全体へ拡散することを防ぐ。
  • FR 6:イベントへの迅速な対応
    セキュリティ侵害が検知された際、システムが管理部門への通知、ログ記録、および原因調査のためのデータ(フォレンジック情報)を確実に提供できるようにする。
  • FR 7:リソースの可用性
    IACSが、機能低下やサービス拒否(DoS)攻撃に対して、常に運用の状態を維持し、レジリエンスを保証する。

ホワイトペーパー Moxa

PDFファイル 0,46 MB 2026-10-13

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