1. ホーム
  2. 製品情報
  3. KVMスイッチ
  4. KVM over IP
  5. 1/4/8ポート
  6. KE9900ST

製品情報

弊社取扱い製品情報ページです。

KE9900ST

スリムタイプDisplayPort IP-KVMエクステンダ(トランスミッタ)

スリムタイプDisplayPort IP-KVMエクステンダ(トランスミッタ)

KE9900STは、PCのコンソール(USBキーボード/マウス・DisplayPortモニタ)をイントラネット経由で延長できるDisplayPort対応のスリムタイプIP-KVMトランスミッタです。本製品を導入することでコンピュータをワークステーションから隔離し、安全で温度管理された環境に設置することが可能となります。またKEシリーズ製品※と互換性があり、他のKEレシーバと組み合わせて使用し、コスト削減を図ることが可能です。

KE9900STはコンピュータからのDisplayPortビデオ入力に対応し、ペアとなるKEシリーズレシーバがDisplayPort、DVIまたはHDMIモニタ出力にそれぞれ対応。最大解像度1920×1200の映像信号をロスが極めて少ないビデオ圧縮品質で、遅延を最小限に抑えて伝送します。また、バーチャルメディア機能やRS-232Cシリアルコマンドに対応。KE9900STトランスミッタにはDC電源ジャックに加え、設置の際に便利な追加DCターミナルブロックも搭載されています。

KE9900STは、卓上設置とラックマウント(リア側に0Uサイズでマウント)の両方に対応しています。1対1、1対多、多対1での通信に加え、KEマトリックス管理ソフトウェア(CCKM)と併用した場合は、KVM over IPマトリックスシステムに組み込んで多対多の通信も可能です。また、 IP-KVMマトリックスシステム(多対多)を用いることで、さまざまな作業環境においてより柔軟なアプリケーションを提供することが可能です。

さらに、本製品で使用するKEマトリックス管理ソフトウェア(CCKM)は、ユーザ名/パスワード認証機能を搭載し、同一サブネット上にあるKEシリーズ製品全てを自動検知して切替・共有ができます。他にもネットワーク越しに本製品を簡単に設定したり、マルチディスプレイの環境設定や映像のグループ化、プロファイルスケジューリング機能等もご利用いただけます。本製品はデータ通信のセキュリティをより強化するため、AES暗号化やRADUIS、LDAP、AD等のリモートユーザ認証機能を搭載。ケーブルの種類(ストレート/クロス)を自動判別するAuto-MDIX機能やRS-232Cにも対応しています。

KEシリーズ製品およびKEマトリックス管理ソフトウェア(CCKM)を組み合わせたATENのIP-KVMマトリックスシステムは、データセンタに限らず、テレビ局やポスプロ等の放送業界、コントロールルーム、工場等の幅広い分野において、PCとコンソールを任意の場所に距離を気にすることなく設置したい場合に、ご活用いただけます。

注意:KE製品を9台以上(T+Rの合計)ご使用の場合は、有償版CCKMが必要となります。

ハードウェア

  • アドバンスプロセッサにより、ロスや遅延がほとんどないビデオ伝送が実現。 最大解像度1920×1200@60Hz、24ビット色深度。
  • 標準HDMI解像度(640×480~1920×1200)対応
  • DisplayPort 1.2、HDCP1.3準拠
  • Auto-MDIX機能 - ケーブルの種類(ストレート/クロス)を自動判別
  • 8KV/15KV ESD保護および1KVサージ保護
  • ファンレスデザインにより、エネルギー効率に優れ、動作音も静かな操作環境を実現
  • ギガビットイーサネットポート接続対応
  • ラックマウント、ウォールマウント可能
  • マウント用オプション:VE-RMKエクステンダ用ラックマウントキット※1

※1 VE-RMKエクステンダー用ラックマウントキットについて、詳しくは www.aten.com/jp/ja をご参照ください。

管理

  • EDIDエキスパート機能搭載(エミュレーション機能) - 自動/手動で適切なEDIDモードを選択可能
  • オンスクリーンプレビュー(アレイモード) - 1画面に最大36台分の映像を6×6画面で表示可能
  • ビデオ圧縮レベル - ビデオ品質をネットワークのバンド幅に応じて調整
  • CLI - 管理者は、RS-232CまたはTelnet経由でコマンド入力を行い、すべてのKEデバイスをコントロールすることが可能
  • RS-232Cシリアルポート - テキストメニュー用のシリアルポート、CLI、タッチスクリーンやバーコードスキャナなどのシリアルデバイスへの接続が可能
  • 全てのKEシリーズと互換

セキュリティ

  • KEを直接接続するための専用LANポート搭載 - 社内ネットワークからの分離が可能
  • データは全てネットワークを介して送信する前にAES信号化を行い。レシーバ側で解読するため、セキュアなデータ送信が可能
  • リモートログインセキュリティ

バーチャルメディア

  • USBバーチャルメディアモードで、ファイル転送やOSパッチの適用、ソフトウェアのインストールや診断テストがリモートから可能
  • USB 2.0 DVD/CDドライバーやUSBマスストレージ、PCハードドライブおよびISOイメージ対応
  • スマートカード/CACリーダ対応

追加機能※2 (KEマトリックス管理ソフトウェアCCKMと併用した場合)

  • 柔軟な接続性 - マルチディスプレイやビデオウォールアプリケーション設定の際、複数のエクステンダやマトリックス接続が可能
  • 「プッシュ」&「プル」機能 - クリック1つで簡単にコンテンツを共有
  • 素早い切替速度 - ローカル側のディスプレイに異なる解像度のリモート側ビデオを表示する場合でも、0.3秒以内に切替表示可能 マルチスクリーンコントロール - マウスポインタをディスプレイの境目を越えて隣のディスプレイに移動するだけで、操作するコンピュータを切替えることが可能
  • ビデオウォール表示対応 - 最大8×8(モニタ64台)ビデオウォール表示により、リモートでの中央監視が容易に実現 詳細なスケジューリング機能 - メディアの再生日時を設定することで、作業効率やコストの改善が可能
  • バーチャルトランスミッタ - ビデオ、オーディオ、USB、シリアルソースを個別にストリーミング可
  • 内部認証、外部認証の両方で高度なセキュリティ機能を提供 - 対応外部認証はLDAP、Active Directory、RADIUSおよびTACACS+対応
  • 詳細なユーザ権限設定 - アドミニストレータはトランスミッタへのアクセス権限を4つのモードから設定することで、ユーザ間で共同作業を行ったり、干渉を防止したりすることが可能
  • KEシリーズ製品へのアクセスや操作権限をユーザまたはグループで設定可能
  • 最大4台のKEシリーズ製品の映像をグループ化することで、マルチディスプレイ環境の構築が可能

※2 これらの高度な機能は、KEトランスミッタがKEレシーバと併用されており、それらの機器がKEマトリックス管理ソフトウエア(CCKM)によって管理されている場合にサポートされる機能です。

コンピュータ接続数
ダイレクト1
コンピュータ側対応インターフェースキーボード/マウス:USB
コンソール側対応インターフェースキーボード/マウス:USB
コネクタ
KVMポート キーボード/マウス:USBタイプB メス×1 (White)
モニタ:Displayport メス×1 (Black)
RS-232C:DB-9ピン メス×1 (Black)
電源 DC 電源ジャック× 1
3 極式ターミナルブロック× 1
LANポートRJ-45×1
スイッチ
リセットピンホール型スイッチ×1
LED
リンク 10 / 100 / 1000 Mbps(10: Orange / 100: Orange & Green / 1000: Green)×1
電源Blue×1
エミュレーション
キーボード/マウスUSB
電源入力
電源アダプタ 入力:AC100V~240V 50/60Hz
出力:DC5V 2.6A
消費電力 DC5V:4.75W:22BTU
DC48V:6.97W:33BTU
解像度最大1,920×1,200@60Hz
動作環境
動作温度0~50℃
保管温度-20~60℃
湿度0~95% RH、結露なきこと
ケース
ケース材料メタル
重量0.65 kg
サイズ(W×D×H)182 × 118 × 29 mm
同梱品DisplayPort ケーブル× 1 (2m)
USB2.0 Type-A → Type-B ケーブル× 1 (1.8m)
電源アダプタ× 1
マウントキット× 1
クイックスタートガイド× 1

構成図

構成図
構成図

オーダー方法

お見積り依頼やご不明な点は、問い合わせフォームよりお問合せください。

KE9900ST スリムタイプDisplayPort IP-KVMエクステンダ(トランスミッタ) こちらよりお問い合わせください