IA260-LX
RISCベース 産業オートメーション用 組込コンピューター,Linux
販売終了
本製品は 販売を終了いたしました。
主な製品特長
- Cirrus Logic EP9315 ARM9 CPU, 200MHz
- 128MB RAMオンボード, 32MB flash disk
- 4つのソフトウェア – RS-232C/422/485シリアルポートセレクタブル
- フィールドサイトモニタリング用 VGAインターフェース
- ネットワークリダンダンシのためのデュアル10/100Mbpsイーサネット
- 8+8 DI/DOチャンネル、最大30VDC
- 12~48VDC電源入力設計
- CompactFlashおよびUSB 2.0ホストサポート
- Ready-to-run LinuxまたはWinCE 6.0 OSプラットフォーム
- -40~75℃ワイド動作温度モデル有
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IA260 エンベデッドコンピューターは、RS-232C/422/485シリアルポート×4、デュアルイーサネットポート、デジタル入力チャネル×8、デジタル出力チャネル×8、VGA出力、USBホスト×2、コンパクトフラッシュソケットを備えています。コンピューターはコンパクトサイズで、IP40で保護された産業用グレードの強化されたアルミニウムケースに収納されています。
IA260はパワフルなコンピューティングエンジンCirrus Logic EP9315 ARM9、32ビット、200MHz RISC CPUを搭載すると共に、熱の発生を抑え、多くの通信機能をサポートしています。32MB NOR Flash ROMおよび128MB SDRAMが組み込みされているので、アプリケーション・ソフトを直接動かすだけの十分なメモリを搭載しています。
IA260はVGA出力をサポートできるので、VGAおよびHMI機能を必要とする製造オートメーション、製造ラインプロセス監視、鉱山採掘オートメーションといった産業用アプリケーションにおけるSCADAシステムには理想的といえます。
IA260コンピューターはRS-232C/422/485、デジタルI/Oをサポートしています。また、デュアルLANポートは、ネットワークリダンダンシを必要とする産業用アプリケーションのための理想的なコミュニケーションプラットフォームを提供します。標準動作温度モデルに加えて、過酷な産業環境に対応した広範囲動作温度モデル (-40~75℃) があります。
ハードウェア仕様
コンピューター | |
CPU | Cirrus EP9315 ARM9 CPU, 200MHz |
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USB | USB2.0 ホスト×2, USB2.0準拠 (OHCI) タイプAコネクター |
DRAM | DDR2 SDRAM, 128MB |
Flash | NOR Flash, 32MB |
OS (インストール済) | Linux |
ストレージ | |
ストレージ拡張 | CFカードタイプ I/II |
ディスプレイ | |
グラフィックコントローラー | TTLグラフィック信号サポートによるEP9315内蔵グラフィックスアクセラレータエンジン |
ディスプレイメモリ | ダイナミックビデオメモリ (シェアシステムメモリ) |
ディスプレイインターフェース | VGA出力用 CRTインターフェース, DB15(F)コネクター |
解像度 | 1024×768, 8Bit |
イーサネットインターフェース | |
LAN | オートセンシング 10/100Mbps×2, RJ45コネクター |
磁気絶縁保護 | 1.5KV 内蔵 |
シリアルインターフェース | |
シリアル規格 | RS-232C/422/485ポート×4, ソフトウェア選択可能 DB9(M) |
ESD保護 | 4KV (全信号) |
コンソールポート | RS-232C (TxD, RxD, GND), 4ピンヘッダー出力 (115200, n, 8, 1) |
シリアル通信パラメーター | |
データビット | 5, 6, 7, 8 |
ストップビット | 1, 1.5, 2 |
パリティ | 無し, 奇数, 偶数, スペース, マーク |
フローコントロール | RTS/CTS, XON/XOFF, RS-485用ADDC® (Automatic Data Direction Control = 自動データ方向制御) |
ボーレート | 50bps~921.6Kbps (非標準ボーレート設定サポート:詳細はマニュアルを参照下さい) |
シリアル信号 | |
RS-232C | TxD, RxD, DTR, DSR, RTS, CTS, DCD, GND |
RS-422 | TxD+, TxD-, RxD+, RxD-, GND |
RS-485-4線 | TxD+, TxD-, RxD+, RxD-, GND |
RS-485-2線 | Data+, Data-, GND |
デジタル入力 | |
チャネル | DI×8 |
入力電圧 | 0~30VDC |
デジタル入力レベル (ドライコンタクト) | ロジックレベル0:GNDに接続 ロジックレベル1:オープン |
デジタル入力レベル (ウェットコンタクト) | ロジックレベル0:+3V (最大) ロジックレベル1:+10~30V (COMからDI) |
コネクタータイプ | 10ピン スクリューターミナルブロック (8点, COM, GND) |
絶縁 | 3KV 光絶縁 |
デジタル出力 | |
チャネル | DO×8, sinkタイプ |
出力電流 | 最大 200mA/チャネル |
オンステート電圧 | 24VDC ノーマル, オープンコレクタ 30V |
コネクタータイプ | 9ピンスクリューターミナルブロック |
絶縁 | 3KV 光絶縁 |
LED | |
システム | 電源×1, Ready×1, ストレージ×1 |
LAN | 10M/Link×2, 100M/Link×2 (コネクター上) |
シリアル | TxD×4, RxD×4 |
スイッチ/ボタン | |
リセットボタン | 工場出荷のデフォルトにリセット |
メカニカル | |
ケース | アルミニウム, 産業用レベルバーチカルフォームファクタ |
重量 | 1kg |
寸法 | 52×112.6×162mm |
取付 | DINレール, ウォールマウント |
環境 | |
動作温度 | -10~60℃ |
保管温度 | -20~80℃ |
相対湿度 | 5~95% RH (結露なきこと) |
耐振動 | 2g @ IEC-68-2-34, ランダム波, 5-500Hz, 1時間/軸 |
耐衝撃 | 20g @ IEC-68-2-27, 半サイン波, 11ミリ秒 |
電源 | |
入力電圧 | 12~48VDC (3ピンターミナルブロック) |
入力電流 | USBポートへロードなし: 240mA @ 24VDC 480mA @ 12VDC USBポートへフルロード: 450mA @ 24VDC 900mA @ 12VDC |
消費電力 | USBポートへロードなし:5.8W USBポートへフルロード:11W |
規格と認証 | |
安全 | UL 60950-1, CSA C22.2 No. 60950-1-03, EN 60950-1, CCC (GB4943, GB9254, GB17625.1) |
EMC | EN 55032 Class A, EN 61000-3-2 Class A, EN 61000-3-3, EN 55024, FCC Part 15 Subpart B Class A |
EMS | IEC 61000-4-2 ESD: Contact: 4 kV; Air: 8 kV IEC 61000-4-3 RS: 80 MHz to 1 GHz: 3 V/m IEC 61000-4-4 EFT: Power: 1 kV; Signal: 0.5 kV IEC 61000-4-5 Surge: Power: 1 kV; Signal: 1 kV IEC 61000-4-6 CS: Signal: 3 V/m IEC 61000-4-8 1 A/m IEC 61000-4-11 |
グリーン製品 | RoHS, CRoHS, WEEE |
信頼性 | |
自動リブートトリガ | ビルトインWDT(ウオッチドッグタイマ) |
平均故障間隔 (MTBF) | |
時間 | 145,328時間 |
規格 | Telcordia (Bellcore) Standard |
保証 | |
保証期間 | 5年 |
詳細 | Moxa社 製品保証方針 |
ハードウェア仕様は、組み込みコンピューター本体には適用されますが、付属品には適用されません。特に、電源アダプターやケーブルなどの付属品には、ワイド温度範囲が適用されません。
ソフトウェア仕様
Linux | |
OS | Linux 2.6.23 |
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ファイルシステム | JFFS2, NFS, Ext2, Ext3 |
インターネットプロトコルスイート | TCP, UDP, IPv4, SNMPv1, ICMP, ARP, HTTP, CHAP, PAP, DHCP, NTP, NFS, SMTP, Telnet, FTP, TFTP, PPP, PPPoE |
インターネットセキュリティ | OpenVPN, IPTables Firewall |
Windows Embedded CE 6.0 | |
OS | Windows Embedded CE 6.0 |
ファイルシステム | FAT (オンボードflashメモリ) |
インターネットプロトコルスイート | TCP, UDP, IPv4, SNMPv2, ICMP, IGMP, ARP, HTTP, CHAP, PAP, SSL, DHCP, SNTP, SMTP, Telnet, FTP, PPP |
Webサーバー (WinCE IIS) | ASP, ISAPIセキュアソケットレイヤー (SSL 2/3), トランスポートレイヤセキュリティ (TLS/SSL 3.1) パブリックキーベースプロトコル, Webアドミニストレーション (ISAPIエクステンションを含む) |
ダイヤルアップネットワーキングサービス | RASクライアントAPI & PPP, Extensible Authentication Protocol (EAP), RAS scriptingサポート |
ファイルサーバー | リモートクライアントがネットワーク上のファイルやその他のリソースにアクセスできるようにする |
ウォッチドッグ | ユーザーの指定した時間間隔にCPUをリセットするためのハードウェア機能 (Moxa APIによって起動) |
アプリケーション開発環境 | Moxa WinCE 6.0 SDK Moxa API ライブラリ C Libraries & Run-times コンポーネントサービス (COM & DCOM) Microsoft® .NETコンパクトフレームワーク2.0 XML, DOM, XQL, XPATH, XSLT, SAX, SAX2 含む SOAP Toolkitクライアント Winsock 2.2 |
IA260-LX | シリアルポート×4 DI×8 DO×8 デュアルLAN VGA CompactFlash USB Linux 動作温度:-10~60℃ |
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IA260シリーズ 製品一覧
IA260-CE | RISCベース 産業オートメーション用 組込コンピューター,Windows CE 6.0 |
IA260-LX | RISCベース 産業オートメーション用 組込コンピューター,Linux |
IA260-T-CE | RISCベース 産業オートメーション用 組込コンピューター,Windows CE 6.0 (ワイド温度モデル) |
IA260-T-LX | RISCベース 産業オートメーション用 組込コンピューター,Linux (ワイド温度モデル) |