ioThinx 4533-LX-T

ioThinx 4530シリーズは、I/Oおよびシリアル拡張モジュールをサポートする、汎用性の高いLinuxベースのコントローラーです。Cortex-A7デュアルコアCPU、2GBのメモリ、3-in-1シリアルインターフェースを搭載し、堅牢なパフォーマンスを提供します。ioThinx 4530シリーズは、最大64の専用45MRシリーズモジュール (デジタルおよびアナログI/O、リレー、温度モジュールを含む) と、最大5の45MLシリーズシリアルモジュールをサポートします。

Moxa Industrial Linux 3 (MIL3)

ioThinx 4530シリーズは、Debianベースの産業用グレードLinuxディストリビューションであるMoxa Industrial Linux 3 (MIL3) 上で動作します。Moxaが開発・保守を行うMIL3は、産業用オートメーションシステムのセキュリティ、信頼性、長期サポート要件を満たすよう特別に設計されています。

高密度I/Oポイントを備えた小型フットプリント

ioThinx 4530シリーズコントローラーに拡張モジュールをフル装備することで、幅10cm未満、高さ6.1cm未満という非常にコンパクトなフットプリントを維持しながら、最大1,024点のデジタルI/Oポイントをサポートします。45MRシリーズモジュールは、幅1.8cmとさらに小型化されています。このコンパクトな設計により、限られたスペースへの設置が可能になり、制御盤の簡素化とメンテナンス性が向上します。

I/Oおよびシリアルインターフェースを拡張する柔軟なモジュラー設計

ioThinx 4530シリーズは、I/Oおよびシリアルインターフェースを拡張するための柔軟なモジュラー設計を採用しており、ユーザーはさまざまなアプリケーションシナリオに合わせて拡張モジュールの組み合わせを簡単に変更できます。このモジュラー設計により、開発者は、プロジェクト間でプログラムをシームレスに移行できます。

工具不要で簡単に取り付け・取り外し可能

ioThinx 4500シリーズは、取り付けと取り外しにかかる時間を短縮する独自の機械設計を採用しています。DINレールへの取り付けや、通信およびI/O信号取得用の配線接続など、ハードウェア取り付けのどの工程においても、ドライバーなどの工具は必要ありません。さらに、DINレールからの取り外しにも工具は不要です。ラッチとリリースタブを使用することで、すべてのモジュールをDINレールから簡単に取り外すことができます。

プログラマーフレンドリー

Moxaは、ioThinxシリーズ向けに包括的なドキュメントとツールを提供しています。C/C++およびPythonライブラリ、クロスコンパイラツールチェーン、サンプルコードなどが含まれています。これらのリソースは、プログラマーがプロジェクトの納期を短縮するのに役立ちます。