ITMA信号コンディショナー

ITMAは、熱電対またはミリボルトの入力を受け付け、電圧もしくは電流出力に変換します。電圧または出力電流は、温度もしくはミリボルト入力に直線的に比例します。この出力は、インジケータ、チャートレコーダ、コントローラおよび他の計装機器とのインターフェースに最適です。

ITEMは、ループ電源またはDC電源の2種類のバージョンが利用可能です。ループ電源ユニットは、同じ2線ワイヤが電源と出力信号の両方を供給することを意味します。ユニットは、入力変化に正比例して4～20mAの出力電流をコントロールします。一方、電力は、4mAの電力を消費します。DC電源ユニットは、信号入力とアナログ出力から絶縁されたDC電源入力が供給されます。

DCユニットは、熱電対またはミリボルト入力信号に比例したアナログ出力をスケーリングします。アナログ出力は、0～20mA、4～20mAまたは0～10VDCのいずれかの1つに構成されます。

ITMA信号コンディショナーは、10ポジションDIPスイッチを使用して簡単に設定することが可能です。実際の入力された信号のスケーリングに出力を調節するためにシンプルなレンジセッティング技術テクニック (フィールド較正) が使われます。この技術は、振動による変化に脆弱なポテンションメータが不要になります。このユニットは、ユニバーサルな取り付けフットを装着しトップハット (EN 50022) またはGプロファイル (EN 50035-G32) DINレールのいずれかに設置することが可能です。