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製品・技術情報

IPベースの接続性による省エネ

  • 2015.08.06
リアルタイムコントロールでプラント全体の状態を効率的に監視

効率的で高速にデータ収集

省エネを実現するために、インテリジェントな環境コントロールシステムは、工場内のデバイスからのリアルタイムデータにアクセスする必要があります。近代的な省エネシステムの重要な機能は、リアルタイムで情報にアクセスする能力がある事です。しかしながら、従来のOPCサーバは、ポーリングを使用してリモートデバイスデータを収集するため、必要に応じて迅速にデータ収集することが困難です。1つのシステムにて多くのリモートサイトにある数千のデバイスを監視する必要があるため、ポーリングでは、リモートサイトからコントロールセンターにデータ転送を行う時間が膨大に増加する可能性があります。

MX-AOPC UA Serverを内蔵したMoxaのioLogik製品は、イベント発生時にSCADAシステムやITデータベースにイベントデータを積極的に送信することにより効率を改善します。アクティブI/Oは、非常に効率的であるだけでなく、最小限の帯域幅使用にてイベントデータをリアルタイムで供給します。これは、従来のOPC Serverで使用するポーリングアーキテクチャで、SCADAシステムが常に全てのI/Oデバイスに対してポーリングする方式と根本的に異なります。ポーリングは、イーサネットの帯域幅を大量に占有するだけでなく、イベントが発生した際にすぐに報告するのではなくデバイスにポーリングしたときに報告するので時間遅延が発生します。