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製品・技術情報

実証されたWLANを使った鉄道の信号システムおよびインフォテインメントシステム

産業用ワイヤレスLAN

  • 2013.10.31
車両搭載ATO信号システム
ATOの運用を効率的にする冗長ローミング
ATO(Automatic Train Operation=自動列車運転装置)システムの役割は、ATPシステムにより課された保護の制限内で基本的な列車運行を満たすことが要求されます。ATOにより列車は、自動的に駅でのスタートおよび停止だけでなくドアを制御することができます。優れた列車サービスを提供するには、駅での待ち時間を最小限に抑える必要がありますが、多忙な地下鉄駅での迅速なオペレーションにおいては、常に課題となります。ATOは、ワイヤレスLANを使用しまた、効率的な運用のためにワイヤレス信号は、列車が例え動いていてもベースステーション間の確実なやり取りが必要です。機器の冗長性は、この高いレベルの可用性を実現するために中心となります。冗長デュアルワイヤレスと革新的なTurbo Roaming技術の組合せにより、Moxaのデュアルワイヤレス製品は、列車が駅に接近する間にいかなる接続ロスを克服するために2.4または5 GHzデュアルバンドオペレーションを介した冗長ローミングパスを提供します。
Layer 2ネットワーク上のワイヤレスベースCBCT
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アプリケーションの要件
可用性:
  • 列車に対する連続的なワイヤレスリンク
干渉耐性:
  • 鉄道駅の複雑なワイヤレス環境において電波干渉を克服
障害耐性リンク:
  • すべてのATOシステムは、リンク障害を回避するために2重化が必要
苛酷な鉄道環境下で堅牢な接続を維持する防振設計
Moxaのソリューション
冗長ATOネットワーク:
  • オンボード:2 AWK-5222デュアルワイヤレスクライアントは、冗長性を確保するために列車の両エンドに配備します
  • 鉄道駅:4 AWK-6222屋外用デュアルワイヤレスAPは、近づいてくる列車と動的な接続のために列車駅に配置します
冗長ミリ秒レベルのTurbo Roaming
  • クライアントベースTurbo Roamingと冗長デュアルワイヤレス設計との組合せ
電波干渉耐性設計:
  • 1つのパスは802.11b/gおよび2.4 GHzで、他のパスは、電波干渉を避けるために802.11aおよび5 GHzで動作