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製品・技術情報

Moxaの堅牢なデータ収集ソリューション

  • 2014.03.14
極端な条件に耐える設計

苛酷な環境状況下で信頼性の高いオペレーションを要求するアプリケーションのための堅牢なソリューションを構築することは、設計の専門知識、実績のあるコンポーネント、および徹底したテストの組み合わせを必要とします。産業グレードのコンポーネントの選択、厳しい環境テスト、I/Oの保護を含む堅牢なデータ収集ソリューションを実現するためのMoxaのアプローチは、パフォーマンスの低下や苛酷な環境により引き起こされるシステム障害からシステムを保護する設計がされています。

拡張された温度テスト

Moxaの拡張温度テストは、極端な環境下でシステムの性能を評価します。テストは、設計の検証および極端で急速に温度を変化するミッションクリティカルなアプリケーションにおいて信頼性の高いパフォーマンスを保証するためのシステム運用の検証が含まれます。

  • 高テスト規格:テストは、指定された温度範囲よりも5℃の低温および5℃高温で実行。
  • 極端な環境テスト:テストは、3℃/分で急激な温度変化を実行。
  • 拡張テスト期間:設計フェーズ:>150時間(各種環境試験項目)、40時間(製造フェーズ)
振動と衝撃テストおよび設計

高振動環境における信頼性の高いオペレーションは、厳密な振動試験および予想される振動の影響を相殺するための特別な設計を必要とします。Moxaは、具体的にPSD、周波数、軸、テストカーブおよびテスト時間をIEC 60068-2-64テスト手順に従って振動テストを実行します。テストは、X/Y軸および同様にZ軸のための振動テストに振動シミュレータ装置を使って実行します。常時発生する振動および衝撃に晒される鉄道アプリケーションのためにMoxaは、走行する車両に搭載されるデバイス(ioPAC8500、ioPAC5500およびioLogik E1500シリーズのみ)のデータ伝送の安定性を保証するためにEN50155規格に準拠してテストを実行しています。耐振動、耐衝撃性には、特別な設計が必要とされるためMoxa特許のDINレール、スプリングタイプターミナルブロック、およびM12イーサネットコネクタは、更なる衝撃と振動の吸収性を提供します。

I/Oチャネルのアイソレーション設計

Moxaは、優れたI/Oチャネルアイソレーション(絶縁)保護対応のデータ収集デバイスを提供します。I/Oチャネルとネットワーク間双方向のアイソレーション(最大3000 VDC)は、ネットワークデバイスまたはI/Oセンサのどちらかが過電圧または過電流により損傷したとき他の接続されたデバイスへの損傷を防ぐことができます。落雷の恐れがあるアプリケーションの場合は、大きなリスクがあります。Moxaのチャネル間アイソレーション設計は、電気サージに対して(ioLogik E1500シリーズのみ)最も強靭の保護を提供します。この設計によりデバイス上の各ディジタル入力チャネルは、電流サージから個別に隔離されています。

コンフォーマルコーティングサービス

Moxaは、より信頼性と強靭なデータ収集ソリューションを構築することによりかすとまユーザを支援することができる厳格なコーティングおよび検査プロセスによるコンフォーマルコーティングサービスを提供します。アクリル樹脂およびシリコンコーティングフォームは、耐摩耗性の表面を形成し柔軟性および修理が容易です。すべてのコンフォーマルコーティングされた製品は、ブラックライトの下で厳格なIPC-A-610D規格に基づいてテストおよび検査されます。さらに、厚さはIPC-CC-830 SRタイプ要件に適合します。