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DVI-D シングルディスプレイ IP-KVMエクステンダ (コンパクト版トランスミッタ)

KE6900STは、DVI対応IP-KVMエクステンダ KE6900/KE6940用のコンパクト版トランスミッタです。PC側に本製品を接続し、コンソール側にユーザステーション(KE6900R/KE6940R)を接続することで、イーサネット経由でPCをリモートから操作できるため、延長距離の制限が無く、リモート側の画質も延長距離の影響を受けることがありません。各ユニットには固有のIPアドレスが割り当てられるので、1対1、1対多、多対1、多対多での通信ができます(*1)。KE6900STは、従来製品であるトランスミッタ(KE6900T)と異なり、DVI-D対応、オーディオ機能やローカルコンソール機能を省くことで、機能面のシンプルさを追求し、コンパクトな筐体を採用しているのが特長です。
さらに、本製品で使用するマトリックスマネージャソフトウェア「CCKM」(*2)は、ユーザ名/パスワード認証機能を搭載し、同一サブネット上にある本製品全てを自動検知して切替・共有ができます。本製品はデータ通信のセキュリティをより強化するため、AES-128bit暗号化やRADUIS、LDAP、AD等のリモートユーザ認証機能を搭載。コントロールセンターや製造業等の幅広い分野において、PCは安全な場所に保管しながらも、コンソールは延長距離に関係なく任意の場所に設置したい場合に、本製品はご活用いただけます。

*1) ユーザステーションやトランスミッタを複数使用する場合は、ユニットの追加購入が必要となります。1対多、多対1、多対多で使用する際には、データスループットの低下を防ぐためにIGMP対応のハブをご利用ください。機器構成の詳細については販売店までお問い合わせください。
*2) 本製品はCCKMバージョン1.4.138以降に対応しています。

ハードウェア

• IP-KVMエクステンダ KE6900/KE6940用のコンパクト版トランスミッタ
• DVI-D対応
• 高画質ビデオストリーミング対応 － ATENの高度なグラフィックプロセッサ搭載で、データロスや遅延の少ない画像データ送信が可能
• 解像度 － 最大1,920×1,200＠60Hz, 24ビット色深度。標準VGA解像度(640×480～1,920×1,200＠60Hz)にも対応
• バーチャルメディア対応
• Auto-MDIX対応 － ケーブルの種類(ストレート/クロス)を自動判別
• 8KV/15KV ESD保護および2KVサージ保護
• ファンレスデザインにより、エネルギー効率に優れ、動作音も静かな操作環境を実現
• ラックマウント対応 － ラックマウントキット(型番：VE-RMK1U)を使用して、1Uラックへのマウントが可能

管理

• EDIDエキスパート機能 － 自動/手動で適切なEDIDモードを選択可能
• アクセスモード(排他/占有/共有)の選択が可能
• 詳細なユーザ権限の設定が可能 － ユーザの用途に合わせて、4種類の操作権限を選択可能
• オンスクリーンプレビュー(アレイモード) － 1画面に最大6台分の映像表示が可能。最大6画面まで表示可能
• 高速切替 － リモート側にある各種解像度の映像をローカル側に0.3秒以内で切替表示可能
• 柔軟なビットレート管理 － 画質を調整してネットワーク環境の最適化が可能
• コマンドライン対応 － アドミニストレータはCLIまたはサードパーティのアプリケーションを使用し、RS-232Cまたはネットワーク経由でKEデバイス全ての制御が可能
• ホットキーコマンド対応

セキュリティ

• KEを直接接続するための専用LANポート搭載 － 会社のネットワークからの分離が可能
• データは全てネットワークを介して送信する前にAES 128bit暗号化を行い、レシーバ側で解読するため、セキュアなデータ送信が可能
• 業界標準のTLSプロトコル対応

バーチャルメディア

• ファイル転送やOSパッチの適用、ソフトウェアのインストールや診断試験がリモートから可能
• USB 2.0 DVD/CDドライバーやUSBマスストレージ、PCハードドライブおよびISOイメージ対応
• スマートカード/CACリーダ対応

構成図

オーダー方法

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