可視性と運用インテリジェンスの強化
リグフロアの安全性と効率性には、リグのオペレーション監視能力がますます重要になっています。リグのオペレータは、より多くのデータを利用できることで、運用効率を高め、不測の事態を回避することができます。Moxaは、最新技術(キャパシティブ技術、高いプロセッサ性能および産業設計)を使用した掘削アプリケーションの可視性を向上し運用インテリジェンスを生み出す過酷なアプリケーションに適したEXPC-1519産業用パネルコンピュータを提供します。
グローブフレンドリなマルチタッチ
リグのオペレーションは、HMIインターフェース技術により制限されます。シングルタッチで操作するHMIはグローブをはめた手による操作にたいへん適していますが、このインターフェースは不便でありエラーのリスクを増大させます。Moxaの革新的なアプローチであるマルチタッチキャパシティブインターフェース技術により、リグのオペレータはグローブをはめたままパネルを操作できます。これは、リグのマネージャーがグローブなしでオペレータと同じようにレポート照会したり、自然にSCADA制御ダッシュボードを操作したりできることを意味します。さらに、オペレータは、操作がよく見えないドッグハウスの中で数メートル離れて作業する必要はなくなります。
低い総所有コスト
システムインテグレータは、簡単なメンテナンスだけでなく製品の耐久性を気にします。通常、リグサイトは遠隔地にあるためその機器の故障で生じる生産遅延のコストは多大です。自己診断機能は、深刻な問題が発生する前に問題に対する迅速な対応が可能となります。モジュラーシステム設計は、故障した部品を直ちに交換できることを意味します。EXPC-1519パネルコンピュータは、ファンレスオペレーション、広い動作温度範囲、ケーブルグランドおよびC1D2/ ATEX Zone 2認証といった堅牢な産業設計を特長としています。これらの特長は、総所有コストの削減と稼働時間の確保に役立ちます。