アイ・ビー・エス・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長 : 望月 成浩)は、新しくスマートメーター用として割り当てられる915~928MHz帯のUSBスペクトラムアナライザ『SM-950x』の販売を開始します。
2011年2月中旬の販売開始を予定しており、予定価格は、税込31,395円*(本体価格 : 29,900円)です。
*価格はリリース当時のものです。
2011年2月3日の日経朝刊のトップに「次世代電力計100万世帯に - 12年度中専用周波数を設定」、情報通信審議会(総務相の諮問機関)は、2月からスマートメーターに利用する専用周波数帯の割り当ての議論を始め6月にも結論を出すとの記事が紹介されました。スマートメーター用として欧米と同じ915~928MHz帯を新たに割り当てる方針で、2012年夏から利用できる見通しという内容です。日本でも遅ればせながらスマートメーターの導入が開始される見通しにより電力会社は、各家庭の電力使用状況を自動的に検針できるようになるため、検針員の人件費を削減できると共に、欧米と同じ周波数帯や通信規格を合わせことで海外展開も可能になるとされています。
アイ・ビー・エス・ジャパン株式会社の900MHz帯対応の新しいスペクトラムアナライザSM-900xは、スマートメーターの開発段階、実験、家庭への設置に際して電波強度、カバー範囲、電波干渉の確認をする際に、従来のような高額なスペクトラムアナライザを使用することなく、ノートPCと組み合わせることで、どなたでも手軽に開発、調査や報告が行える低価格な915~928MHz帯専用のUSBスペクトラムアナライザです。
【接続イメージ】 |
【測定画面イメージ】 |
構成 | |
型番 | 0900x1V (SM-900x) |
アンテナ | 外付け/コネクタ形状 : RP-SMA |
受信可能帯域 | 862 ~ 928MHz |
周波数分解能 | 24 ~ 375KHz |
強度 | -105 ~ -6.5dBm |
強度分解能 | 0.5dBm |
対応OS | Windows XP/Vista/7 ※.NET Framework 3.5以降必須 |
USB | USB1.1および2.0 |
※上記仕様は予告なく変更されることがあります。
【信頼性】
無線LAN、ZigBee、Bluetooth、電子レンジ等で使用されている2.4GHz帯と比較しますと、ほぼ専用で使用される帯域になりますので電波干渉が少なく信頼性の高いシステム構築が可能です。
【到達性】
2.4GHz帯等の高い周波数と比較しますと、同じ送信電力でも通信距離が2倍以上長く、電波の回り込みが多くなりますので障害物の多い場所でも安定な通信が可能になります。
900MHz USBスペクトラムアナライザ[SM-900x]
950MHz USBスペクトラムアナライザ[Wi-Spy 950x]
2.4GHz/5GHz USBスペクトラムアナライザ[Wi-Spy 2.4x/Wi-Spy DBx]
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