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ATEN

CN9600

1ローカル/リモートアクセス共有1ポートDVI KVM over IP(解像度1920×1200、RS-232 DTE/DCE対応)

主な製品特長

  • スペース効率の最適化を目指したコンパクトでスリムなデザイン
  • FPGAグラフィックプロセッサー搭載 – 画像品質とfps (frames per second) スループットの向上により、鮮明なビデオ表示の応答を実現
  • ネットワーク非対応のDVI KVMスイッチにリモートアクセス機能を付加(1)
  • ローカルコンソールにはUSBキーボード/マウスの接続が可能

最大5年オプション保証対応

3年保証

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現在のものと異なる場合がございますのでご了承ください。最新の情報は、お問い合わせください。

ハッキングに強いダイレクト接続で、新しい常識を守る

CN9600は、BIOSレベルのハッキング防止ネットワーク接続により、専用PC/サーバーへのover-IPリモートアクセス機能を提供し、FPGAグラフィックプロセッサーを利用して、ローカルおよびリモートコンソールで最大1920×1200 @ 60Hzの優れたビジュアルを実現します。また、オーディオ、ビデオ、バーチャルメディアへの安全なリモートアクセスを可能にし、余分なソフトウェアのインストールや設定をすることなく、ネットワーク上での即時のファイル共有やシステムアップデートを容易にします。

CN9600 KVM over IPスイッチは、ローカルとリモートのワークプレイスをシームレスな接続でブリッジし、制限や生産性の低下を招くことなく、グローバル企業や複数のオフィス拠点を持つ企業にとって理想的な製品です。不況時や世界的な危機の際にも、ビジネスを継続させるための安全かつ実用的なソリューションです。

LAN/電源冗長化,オーディオ対応,仮想メディア,仮想再起動 - イメージアイコン
セキュリティ保護されたリモートアクセスで、どこにいてもアクセス可能 - イメージ
セキュリティ保護されたリモートアクセスで、どこにいてもアクセス可能
CN9600は、専用のPC/サーバーにBIOSレベルで直接接続することで、余分なソフトウェアのインストールや設定を必要とせず、異なる場所からのリモートアクセスを瞬時に可能にします。
デュアルLAN/電源冗長化 - イメージ
デュアルLAN/電源冗長化
CN9600は、LANと電源の二重化を実現し、不測の事態が発生した場合でも、システムの運用を中断することなく、信頼性を高めることができます。電源コネクターはスクリューロックで固定されており、電源のフェイルオーバーを確実に行い、電源の状態はLEDインジケーターで容易に確認することができます。
システムアップデートを促す仮想メディアのサポート - イメージ
システムアップデートを促す仮想メディアのサポート
CN9600は、ネットワーク上でファイルアプリケーションやソフトウェアのインストールを実行するための正規の仮想メディアサポートを可能にし、ネットワークやBIOSの問題の診断やトラブルシューティング、システムを最新に保つためのソフトウェアアップデートやパッチの実行に特に有効です。

バーチャルメディアを無効化した別モデルもございます、詳細はこちらにてご紹介しております。

利用シーン

CN9000は、さまざまな業界のコントロールルームやサーバールーム、在宅勤務のシーンに最適です。

コントロールルーム,サーバールーム - イメージ
政府,在宅勤務 - イメージ

ハッキング防止リモートアクセスソリューションの実例

RDP (Remote Desktop Protocol) や VNC (Virtual Network Computing) などのサードパーティ製ソリューションとは異なり、KVM over IPスイッチは追加のドライバー/ソフトウェアを必要とせず、PC/サーバーがBIOSレベルの状態であれば機能するオペレーティングシステムとは独立して動作することが可能です。PC/サーバーへのKVMアクセスは、キーボード、ビデオ、マウスとの直接接続によって構築され、PC/サーバーとリモートワークステーション間の通信は、暗号化によって安全に強化されます。このハッキングに強いハードウェアベースのリモートアクセス経路は、運用ネットワークから分離されているため、データやワークフローを終始安全に保つことができ、緊急時にはPC/サーバーからシステムのリブートやソフトウェアアップデートのインストールをリモートで実行することが可能です。そのため、データ漏洩やバックドアなど、ソフトウェアソリューションでは保証できないサイバー攻撃の心配もありません。

ハッキング防止リモートアクセスソリューションの実例 - イメージ

製品比較

型番CN9950
1ローカル/リモート アクセス共有 1ポート DisplayPort KVM over IP(4K対応、RS-232C対応)
CN9000
1ローカル/リモート アクセス共有 1ポート VGA KVM over IP(解像度1920×1200、RS-232C対応)
CN9600
1ローカル/リモート アクセス共有 1ポート DVI KVM over IP(解像度1920×1200、RS-232 DTE/DCE対応)
Console Connections (Local/Remote)1 (Shared)1 (Shared)1 (Shared)
コンピューター数111
操作するコンピューターの最大数111
コンピューター側コネクターDisplayPortVGADVI-D
コンピューター側インターフェースUSB
DisplayPort
PS/2
USB
VGA
USB
DVI-D
コンソール側インターフェースUSB
DisplayPort
USB
VGA
USB
DVI-D
最大解像度4096×21601920×12001920×1200
オーディオ
BIOSレベル操作
ファームウェアアップグレード対応
オーバーIP
RS-232対応
マウスダイナシンク
ラップトップUSBコンソール
デュアル電源
バーチャルメディア対応
デュアルLAN
PadClient対応
Event Notification
3rd Party Authentication
マルチプラットフォーム対応Windows
Mac
Sun
Linux
Windows
Mac
Sun
Linux
Windows
Mac
Sun
Linux

特長

バーチャルメディアを無効化した別モデルもございます、詳細はこちらにてご紹介しております。

CN9000は、PCまたはワークステーションのビデオ、オーディオ、およびバーチャルメディアにリモートアクセスできるover IPデバイスです。
CN9600は、PCまたはワークステーションのリモート制御を介してデジタルビデオ、オーディオ、およびバーチャルメディアにリモートアクセスできる、コスト効率の高いover IPデバイスです。
CN9600は、互換性のあるATEN DVI KVMスイッチ (CS1768 [8ポート USB DVI/オーディオ KVMスイッチ] など) や、LCDコンソール (CL3800 [DVI LCDコンソールドロワー] など) に接続することで、over IP機能を有効にします。

CN9600は、スペース効率を最適化するコンパクトでスリムなデザイン設計です。また、より優れたユーザー体験のためにイメージとビデオの品質を改善するFPGAグラフィックプロセッサーを提供するとともに、シリアル制御のためのRS-232 DTE/DCE規格を満たすことで、従来のモデルから進化を遂げました。

ユーザーフレンドリーな操作を実現するために、フロントパネルのミニUSBポートはラップトップUSBコンソール (LUC) ポートとして設計されています。ユーザーは単にノートパソコンをLUCポートに接続するだけで、スイッチに接続されている任意のコンピューターにアクセスして、簡単なオンサイト管理を行うことができます。これにより、日常のメンテナンスのために、モニター、キーボード、およびマウスをローカル側で追加することは不要になります。さらに、CN9600のバーチャルメディア機能を使用すると、診断テスト、ファイル転送、またはOS/アプリケーションのアップデートやパッチの適用をリモートコンソールから実行できます。

シームレスな接続を実現するために、CN9600にはデュアルLANとデュアル電源機能が搭載されており、サーバールームでの動作をスムーズかつ効率的に保ちます。CN9600は、ローカルおよびリモートコンソールのマイクとスピーカーにも対応しています。

これらすべての高度な機能を統合したCN9600は、運用上の信頼性と効率をユーザーに保証しながら、手頃な価格で耐久性のあるover IPサーバー管理ソリューションを提供します。

ハードウェア
  • スペース効率の最適化を目指したコンパクトでスリムなデザイン
  • FPGAグラフィックプロセッサー搭載 – 画像品質とfps (frames per second) スループットの向上により、鮮明なビデオ表示の応答を実現
  • ネットワーク非対応のDVI KVMスイッチにリモートアクセス機能を付加(1)
  • ローカルコンソールにはUSBキーボード/マウスの接続が可能
  • フロントパネルのmini USBポートは、ラップトップUSBコンソール (LUC) ポートとして利用可能
  • 10/100/1000Mbpsネットワークインターフェースを2ポート搭載 – ネットワークの二重化や、異なる2つのIPアドレスの割り当てが可能
  • 電源バックアップ用のデュアル電源に対応
  • マルチプラットフォーム (Windows、Mac、Linux、Oracle社SPARC (Sun)、VT100ベースのシリアルデバイス) 対応
  • バーチャルメディア対応(2)
  • 解像度 – ローカル/リモートの各コンソールとも1920×1200 @ 60Hz対応
  • オーディオ対応 – ローカル/リモートの両コンソールでマイクとスピーカーをサポート
管理
  • シリアル制御用のRS-232 DTE/DCE規格に準拠
  • ユーザーアカウントは最大64名作成可能 – 最大32ユーザーによる制御の同時共有に対応
  • コンソールアクセス権限の管理機能
  • セッション終了機能 – アドミニストレーターはユーザーセッションを手動で終了することが可能
  • イベントログおよびWindowsベースのログサーバーに対応
  • イベントログ機能 – CN9600内部で発生したイベントはすべて記録され、検索可能なデータベースに保存
  • 緊急度の高いシステムイベントはメールまたはSNMP trap、およびSyslogを介して管理者へと即時通知
  • リモートからのファームウェアアップグレードが可能
  • CN9600へのアクセスは、内蔵のシリアルビューワー、またはTelnetおよびSSHセッション用のサードパーティソフトウェア (例:PuTTY) から可能
  • アウトオブバンドアクセス – シリアルポート経由のダイヤルアップ接続によるアクセスに対応
  • ポート共有モードにより複数ユーザーからのサーバーへの同時アクセスが可能
  • ローカル/リモートの共有モードで、共有または排他でコンソールを操作する権限を簡単に設定可能
  • ATEN 統合管理システムCC2000対応
  • ATEN ビデオセッションレコーディングソフトウェアCCVSR対応
  • ATEN KVM over IPコンソールステーション (KA8270/KA8280/KA8278/KA8288) 対応
  • ダイナミックDNS対応 – DHCPサーバーによって割り当てられた動的IPアドレスをホスト名にマッピング可能
  • ユーザーアカウントおよび環境設定のインポート/エクスポートが可能
  • ブラウザ操作の有効化/無効化が可能
  • IPv6対応
使いやすいインターフェース
  • 多言語対応のインターフェース (ブラウザ版およびAP版) により、ユーザーのトレーニング期間を最小限に抑えて生産性を向上
  • クライアント側はマルチプラットフォーム対応 – Windows、Mac OS X、Linux、Oracle社SPARC (Sun)
  • 各種ブラウザに対応 – IE、Firefox、Safari、Opera、Chrome
  • Webブラウザを使ったリモートアクセス – 事前にActive XやJavaをインストールしなくても、Webブラウザだけで管理タスクの実行が可能
  • バーチャルリモートデスクトップ画面はフルスクリーン表示、またはリサイズ可能なウィンドウ表示が選択可能
  • クイック起動機能付きマジックパネル
高度なセキュリティ
  • スマートカード/CACリーダー対応
  • 外部認証対応 – RADIUS、LDAP、LDAPS、MS Active Directory
  • ブラウザからのユーザーログインは、TLS 1.2暗号化通信およびRSA 2048ビット証明書でセキュリティを確保
  • キーボード/マウス、ビデオ、バーチャルメディアの各信号を個別に暗号化可能 (56ビットDES、168ビット3DES、256ビットAES、128ビットRC4、ランダムより選択)
  • IPアドレスやMACアドレスによるフィルタリング機能
  • パスワード保護対応
  • プライベートCA認証対応
バーチャルメディア
  • バーチャルメディア対応 – ファイルアプリケーション、OSのパッチ適用、ソフトウェアのインストール、および診断テストの作業が効率的に
  • USBインターフェース対応サーバーでは、OSとBIOSの両方のレベルでバーチャルメディア機能が利用可能
  • USB1.1およびUSB2.0のDVD/CDドライブ、USBマスストレージデバイス、PCハードディスクドライブ、フォルダー、ISOイメージのマウントが可能
バーチャルリモートデスクトップ
  • 帯域制御機能 – ビデオ画質は帯域幅の変化に応じて自動調整。モノクロ色深度設定、データ圧縮率の閾値/ノイズ設定は環境に合わせて変更が可能
  • フルスクリーン表示、またはリサイズ可能なウィンドウ表示が選択可能
  • リモートユーザー間のコミュニケーションに活用できるメッセージボード搭載
  • 多言語対応のオンスクリーンキーボード搭載
  • マウスダイナシンク機能 – ローカル/リモートのマウスは自動的に同期
  • 終了マクロ対応
  • 接続機器にはBIOSレベルでのアクセスが可能
  1. 対応KVMスイッチ – ATEN製シングルリンクDVI KVMスイッチ
  2. カスケード接続するKVMスイッチの機能によっては、CN9600の一部の機能がご利用いただけない場合があります。
    (例えば、バーチャルメディア非対応のKVMスイッチをカスケード接続した場合は、CN9600のバーチャルメディア機能はご利用いただけません。)

バーチャルメディア無効化モデルでリモート導入時のデータ流出リスクを回避

CN9000-SM-J / CN9600-SM-J / CN9950-SM-J
バーチャルメディア無効化 - イメージ
バーチャルメディア無効化

標準品※の製品に対しバーチャルメディア機能を無効化しているため、データの流出や盗難リスクを回避。

標準品とは、CN9000、CN9600、CN9950といった型番の製品となります。

初期化しても大丈夫、バーチャルメディアは無効のまま - イメージ
初期化しても大丈夫、バーチャルメディアは無効のまま
標準品はリカバリーモード実行時、本体は初期のファームウェアを読み込みますが、Smart IP-KVMは標準品とは異なる仕様により、Smart版 FWのみ受け付けます。そのため、バーチャルメディア機能無効は維持され、セキュリティが保たれます。
GUI上にSmartと表記 - イメージ
GUI上にSmartと表記
GUI上にSmartと表記されますので、現在のIP-KVMが標準品かSmart版かが一目で分かります
Smart版と標準品でファームウェアが異なります - イメージ
Smart版と標準品でファームウェアが異なります
Smart版FWはv1.6.159以降のバージョンとなりますので、それ以前のバージョンは適用できません。
仕様表
型番CN9000-SM-JCN9600-SM-JCN9950-SM-J
インターフェースD-sub15ピンDVI-DDisplayPort
解像度1920×1200 @ 60Hz1920×1200 @ 60Hz4096×2160 @ 30Hz
バーチャルメディア
ローカルコンソール
オーディオ
電源2重化
LAN2重化
標準価格オープン価格
コネクター
コンソールポートUSB Type-A メス×2 (White)
DVI-D メス×1 (White)
3.5mmオーディオジャック メス×1 (Green)
3.5mmオーディオジャック メス×1 (Pink)
KVMポートUSB Type-B メス×1 (White)
DVI-D メス×1 (White)
3.5mmオーディオジャック メス×1 (Green)
3.5mmオーディオジャック メス×1 (Pink)
LANポートRJ-45 メス×2
バーチャルメディアUSB Mini-B メス×1
電源DC電源ジャック×2
シリアルRJ-45 メス×2
制御PS/2 メス×1

海外向け仕様のため、日本ではお使いいただけません。

スイッチ
リセットピンホール型スイッチ×1 (Black)
エミュレーション
キーボード/マウスUSB
LED
電源1 (Green)
解像度ローカルコンソール:1920×1200 @ 60Hz
リモート:1920×1200 @ 60Hz
消費電力DC5V:5.55W:30BTU/h
  • ワット単位の測定値は、外部負荷がない場合の装置の標準的な消費電力を示します。
  • BTU/h単位での測定値は、デバイスに完全に負荷がかかった状態の消費電力を示します。
動作環境
動作温度0~50℃ (CN9600)
0~40℃ (電源アダプター)
保管温度-20~60°C
湿度0~80% RH、結露なきこと
ケース
ケース材料メタル
重量0.84kg
サイズ (W×D×H)200×154.9×28.5mm
同梱品
同梱品KVMケーブル (DVI-D、USB、オーディオ)×1 (1.8 m)
USBケーブル×1 (1.8m)
電源アダプター×1
ラックマウントキット×1
ユーザーガイド×1

構成図

CN9600 - 構成図
CN96001ローカル/リモートアクセス共有1ポートDVI KVM over IP(解像度1920×1200、RS-232 DTE/DCE対応)

オンサイト保守に対応しておりますか?

ATEN

 
メーカーではオンサイト対応を用意していません。先出しセンドバックという形をとっています。

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2025.04.04

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